日記・コラム・つぶやき

2013年8月 8日 (木)

さよなら春駒



遂に「春駒」が臨終の時を迎えました。

ウィーン・ジャリジャリと音を立てて働いておりましたが、
ブオ~ンと・・・
思えばあれが断末魔でございました。
その後ぴたりと音が止み。
それでも健気に一日二日は働いてくれていましたの。

沈黙の1日を経過したあと、プチンと切れましたの。
電源が・・・チ~~ン

おばあちゃんが、よく言うてました。
ろうそくの最後は赤々燃えるってね。

 

だから・・

 

昨日と今日(これ)はスタンバっていたこいつ新人でブログ書いてます。
まだ、愛せない

サクサクやけど、なんだかね、画像がシャープじゃないの。
何か、うすらぼんやりしたやつですわ。

あたくし、PCでも殿方でもハッキリしたのがタイプです。

だから・・もう面倒くさいから「春駒」って名前にしました。

未練がましく春駒の電源を入れてみると5分くらいは働くけど、
またプチンです。

俳句関係と、写真類は引っ越してたからいいんだけど、Outlookとお気に入りの引っ越しを忘れてたよ。まあ、お気に入りは覚えてるからボチボチ足していくけどね。

思えば春駒とは七年半の付き合いだったっけ。
いい奴だった・・

ふくちゃんが死んでから犬を飼えないどころか、よそのワンコの頭さえ撫でられないあたくし・・
ふくちゃんに申し訳なくってね。

ひっちゃんに悪くってアラブの石油王との再婚もあきらめた。
(かすりもしなかったけど)
そうよ。

 貞女二夫にまみえず     だわよ。

そんな。女がすぐに春駒を愛せるとおもう?

 

別れのつらさと、ショックから立ち直るまでブログは休むわ。

 


 


 

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2013年8月 7日 (水)

つながり



NHKの朝ドラで
天野アキちゃんが、凹んで顔を埋めてたクッション。
あたしの、クッションと同じものです。

ニトリで買いました。カバーだけで¥380でした。
こんなところでつながるなんてね。

と、本日のつかみはO.K

いやあ・・世間はせまいちゅうか、
悪い事はできんちゅうか、
誰がどこで繋がってるかわからんものですね。

句仲間のS郎ちゃん。知り合ってから15年にもなるのに、どこにお勤めだったか知らんかったです。
知り合った頃は現役バリバリだったんやけどね。

別に勤め先を聞かなくても俳句はできるわけで・・

ときどき、出身校や所属に価値観を置いてる人に出会います。
それも、いつまでも・・
本人なら100歩譲るとしても、
夫が・・子どもが・・という女性がいて、
あんたは夫や子どもを通してしか生きられんのか、それはあんたの値打ちでもなんでもないねんで、このブタ女
と、面と向かっては、よう言わんけど、まあ、友達にはなりたくない種族です。

男性もしかり、特にリタイア後、地域で生きていくには、それらは屁のつっぱりにもならんということを判らん輩がたまにいはります。

前置きがながくなったけど・・

うちらの仲間は特に昔のハナシはしない。
S郎ちゃんと話をしていてひょんな事から元勤め先の名前が出た。
「じぇじぇ。○○にお勤めだったの?」「知らなかった?」

極めて親しかった男友達がソコに勤めている。
名前をいうと、

S郎ちゃんが驚いて「じぇじぇじぇ。えら。知りや。」といった。
聞けば、毎日顔を合わせる直属のナニだったらしい。

「僕、アイツ大好きでね。無口やけどしっかりした骨のある男や。あったかいしな」 

おお。そうかそうか。
彼は、変っていないんや・・・

若き日の面影がよみがえる。

へ~~。不思議なご縁で・・

と言ったけど、若干・・・後悔。
S郎ちゃんが、またどこかで接点を持って「おたまちゃんって知ってるか?」なんて話が出たらいややなあ。

だって、遠い昔。

「月から使者が迎えにきたので帰ります」といって彼の前からドロンしたんやもんな。

ま。記憶の彼方にすっかり忘れられてるかも知らんけどね



 

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2013年8月 5日 (月)

花火大会



どんだけあるねん。花火大会。
イエね、花火大会はエエんやけど、そのたんびたんびに近所の姉妹に浴衣きせますねん。

姉娘が16歳のときから・・もう十年でっせ。
早う嫁に行け!って。ハイもう面と向かって言うてやりますねん。

高校生の頃やったかなあ・・
ボーイフレンドの浴衣まで・・・
たまたま、ひっちゃんが家にいたので着せてあげました。

ひっちゃん、東映のヤクザ映画が好きやったから、そらぁ、粋な着流しを研究しまくっていましたからね。どこで若い頃のいらん勉強が役に立つかわからんもんです。

で、次の年もボーイフレンド連れて来たんです。
ううん。去年と違う子ですわ。でも、名前は一緒ですねん。けんちゃん(仮名)
ま、そんなことはどうでもいいですけど・・・

そういうわけで、今年、既に、姉二回。妹一回。着せました。
花火大会、これからが本番らしいですね。
あと4回は行くって言うてます。

ええかげん、ママも覚えて欲しいわ・・帯結び。
簡単やねんから。

そういう、アタクシも土曜日、花火大会に行ってきました。
別に行きたくもなかったんやけど。
はいはい。平凡一家とですよ。

去年も行ったんやけどね、人が多くてね・・・
でも、俳句のネタになるかな・・って思って行きました。

そうそう、去年は盆踊りを詠みましたよ。
花火大会は市民祭りになっていて広い会場には盆踊りのやぐらが組まれていました。、

 

 「保存会の踊りひときは巧みなり」

 「盆唄の途切れ迷子を知らせをり」

 「真打のこゑ太かりき音頭取」  おたま

  (踊り・盆唄・音頭取・・・いずれも秋の季語です)

去年はキョロキョロしていたグッ坊が、今年は花火が揚がるたんびに大泣きですわ。

ドッカーンうぇ~んドッカーンうぇ~ん

やれやれ。

去年同様、盆踊りもやってたけど、ずーっと子守です。
おまけに18時以降アルコール類の販売はしない!
なんでやねんどんだけ健全やねん

コンビニは遠すぎるし・・
まわり、ビール飲んでる人いないし・・・

平凡氏が「大人のキリンレモン」を買ってきたけど、キリンレモンはキリンレモンや!

こんな花火大会。大っきらいや

 

ピンポ~ン。
姉娘が「今度の土曜日もおねがいしましゅう~」とやって来ました。

「誰と行くの!」

「うん。来年は絶対に彼氏作るから・・・」

 

「で・誰と行くの!」

「10年来の友達!めっちゃ仲いいけど友達止まり」

 

「けんちゃん?」

「うん。そう・・」

 

・・・・・・・・・

 

いくら、あたくしでも「どっちの」けんちゃん?とは訊きにくい。

 

 浴衣着す少女の腰の細かりき  おたま

 

 



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2013年8月 2日 (金)

C子さん



お三味線の姉弟子・C子さんは92歳で二年前に亡くなったんだけど、とっても色っぽい方でしたの。

戦前を上海で暮らし、戦後まもなくは映画女優。
俳優と結婚して家庭に入り、男児をもうけるも夫の浮気が原因で離婚。

大阪に戻ってきて「お水の花道」を歩き出します。
義父母の援助(本人はそう言ってる)で新地(東京でいえば銀座ね)に店を出し、ママとして君臨することウン十年。

今では若い人も散見する新地だけど高度成長期の新地はバリバリの社用族の駆け引き渦巻く舞台だった。

そこいらの話は散々聞かされて、
まるで、高峰秀子の「女が階段を上る時」か、
京マチコ。山本富士子の「夜の蝶」の世界!と思ったもんですわ。

1人息子のために再婚せずパトロンを持たずがご自慢でした。
でも

 「そりゃ。いたずらはしたわよ」

この科白がまた、色っぽい

 

いたずら・・たって
ピンポンダッシュとか
廊下にバナナの皮を置いておくとか
麦茶の入れ物にめんつゆを入れておくとか

それは、おたまちゃんのレベルや・・

ポークチャップとステーキと鰻が好物だった肉食女子
いや。そういう意味じゃなくて・・肉食系女子。

お台所をケチンといい、べらんめいの東京弁で「冗談じゃないわよ!」が口癖だったC子さん。

ひっちゃんの49日が済む前から、「おたまちゃん。あなた若いんだから再婚しなさいよ」って言ってました。

「やだ~。また他人と一から始めるの・・」

と言ったら、
「何言ってるの。若いときの一から・・と、ある程度の年になってからの一から・・は全然ちがうのよ」って言いました。

C子さん。きっと再婚したいお相手がいたんだろうな。
息子さんが小学一年のときに「パパ要る?」と聞いたら「絶対に要らない」と言われたそうです。

今日はC子さんの命日です。
彼女を偲んで「これくらい(twoフィンガー)」ウィスキーを頂きませうかね。

 


 


 

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2013年7月25日 (木)

天神祭



「祭舟岸に手締めの声かけて」 
                                              (季語/祭舟・夏)

 

今日は天神祭です。
大阪・天満宮の夏祭りは、普通「天神祭」(てんじんまつり)と呼ばれますが、どの歳時記をみても「天満祭」 (てんままつり)になっています。
こちらのほうが正式なのかな?

天満宮の祭神、菅原道真は元は人間なんだけど、神様になっちゃった。怒って雷なんか降らせるから、日本避雷針(株)の人、毎年お札を貰いに行ってはるみたいです。(目撃談)

凄いです。人間が神様になったんだから・・・
神から人間宣言しはったお方もおられますが・・
ま。私も、そのうち仏さんになるし・・・エエ勝負!

「お祭り」というのはあくまでも「神事」である。ということを踏まえて、色んな祭事をみると、興味がいっそうわくものです。

上の句は本祭(7/25)の夕方から始まる船渡御(ふなとぎょ)の様子です。
これに先立ち陸渡御も行われるのですが、ニュースで流されるのはもっぱら船渡御のほうです。

水の都といわれる大阪ですのでビジュアル的にもこちらのほうが「らしい」からでしょう。

で、この船渡御(川渡御ともいう)の起源は禊祓ということですが、江戸の文献をみますと「農業豊穣にして繁栄せしめ・・」そのために鉾を流すとありますのでなにやかやと、お願いをしたのでございませう。

船にはお囃子の「どんどこ舟」や「献茶舟」のほかに「お迎え人形舟」というのがありまして、一度、ナマでこの「人形舟」というのを見てみたいのですが機会に恵まれません。

 

 「弁慶の乗り込んでゐる祭船」 前田摂子
 「人形の宿禰はいづこ祭舟」 後藤夜半

 

舟には、あの、うらみ「葛の葉」に出てくる安倍保名(あべのやすな)もご乗船らしいです。有名な安倍晴明のパパです。

先日、松竹座七月歌舞伎で片岡仁左衛門の「保名」にうっとりしてきたばかりです。

 

 「夏芝居恋するをのこうぢうぢと」 

 

うぢうぢ・・って褒め言葉ですねんよ
仁左さま限定ですけど。

 


 


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2013年7月24日 (水)

今朝・・・



ショック!ショック!タイムショック!カックンショック!ダムの月

10月に予定していた欧州旅行が中止になった。
出発日まで決まっていたのに・・・

今朝ムッチャ早く、タニモッチャンから電話があり「ああよかった。この時間ならおたまちゃん摑まると思って・・・」
声のトーンがいつもの彼女らしくない。

ある人の緊急入院・手術で旅行を「先延ばし」しようかということである。
航空会社とホテルの半分は抑えてあるが、今月末までならキャンセルが効くらしい。

当たり前のように、無事で毎年行っていたことをあらためて感謝。
本人は10月なら行ける!と言っているが家族が承知ないし、我々も気がかりだ。そもそも、この「旅」はこの人ありきのグループなのです。

ポッカ~ン。今年のメインイベントが消えちゃった。
一年前、「お小遣い、今のうちにユーロに替えとこっかな」と思い、実行しなかったのも何か暗示的な・・そうでもないか。

今朝、摘み立てのオクラとにんにくをいただく。

810

道を挟んだお隣のご主人。趣味が野菜作り。
ここらの人は、近くに畑を借りて家庭菜園をしておられるが、彼は自分の家の庭を土地改良から始めて「家庭の菜園」にこだわる。

しかも種苗をこだわりの生産地から取り寄せる。
去年は立派なメロンの初なりをひっちゃんの仏前に供えてくださった。

野菜作りは脳の疲れを取るそうだ。

20年前に新婚さんで越してこられた時は「シュッ」としたイケメンだったけど、子どもたちが大学生になり、
アレは・・絶対・・10㎏は太った。
男って、なんでおっさんになったら太るんやろ。
イケメンの面影はあるけど、顔の幅が「倍」やで。

ああ、そんなこと言ったら口が曲がる。
いつも親切にしてもらって、1人暮らしのおたまを家族中で気にかけてもらっている。
しかも、頂く野菜が半端なく美味しい。

オクラは一緒に貰った花を眺めながら、シンプルにレンジで蒸してそのまま食べた。
にんにくは一個はスライスしてオリーブオイルに浸けガーリックオイルとして調理用に使う。
一個はきれいに皮をむき、小さな器に入れてふんわりとラップをかけレンジでチンすると、臭みがとれてホクホクのユリネみたいになる。
ワインにぴったり。コレは夜いただくことにする。

 

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2013年7月23日 (火)

なんやもうわからん



ココログの目立つ広告が気に入らなくて、ブログを引っ越したいといったら男前(たぶん)のpoo氏がココログ内で広告の載らないプランへの引っ越しが可能であるということと「やり方のサイト」を教えてくれた。

クソ暑さのため、しわの伸びきった脳みそ使っていろいろやったけど・・・たぶん、丁寧にやったらできることなのだけど、非常に面倒くさいことがわかった。

まず、今とは別のIDを取得して引っ越し先ブログを開設する。それはやった

で、「引っ越し」といってるけど、ココログ内では基本「引っ越し」ではなく、「移動」(コピー)だそうな。
しかも、元記事のコメント欄は移動できない。

まず、その「移動」のやり方がよく判らなくてつまずいたことと、引っ越し先を現在の「引っ越し元」の体裁に整えておくという作業がメンドウ臭くて、二回目のつまずき。

既成のテンプレートがあるなんてことも知らずに、自分で色決めて、線を引いた。
まあ、テンプレートは心機一転で既成品でもいいんやけどね。
そんな面倒くさいこと、「引っ越し先」でまた一からやらなきゃならんなんて、うんざりや。

会員ならベーシックプランというのが利用できて、それには広告は掲載されない。

なにもわからずにブログを始めちゃったので・・・そう。折角の接続会員(ブロバイダーがnifty)であるにもかかわらず、フリープランで作ってしまったので、今頃、うじうじしてる。
フリーからベーシックへの移動が結構面倒だ。

とるべき道はこんだけ

①広告に目をつむりこのままでいく。

②よそに。例えばfc2なんかにお引っ越し。

③ここは、このまま置いておいて、↑今回開設したベーシックプランの方で新たにスタート。

④ここは、今までどおりつづけて、↑新ブログで全然別の中身のブログ(裏ブログ)をつくる。二本立てやね。

⑤あきらめずに、フリープランからベーシックプランに移動処理。

⑥なんやもうわからんので、この際ヤメル。

自分のためとはいえ、読んでくださる方があると思えば、書くことに制約がでてくるものです。
読者を意識していないつもりでも・・・

まあ、自分が可愛いいもんでね。

ホンネだして、えげつない人間だと思われたくないし。
オカルト書いて気色悪いと思われたくないし。
政治的なこと書いて撃たれたくないし。
下手な俳句並べてみたいし(これはどう思われてもいいけど)

だから、ほんまは

⑦ここはやめて、違うところで出直したい。ひっそりと。
なら、広告の無いところがいい・・・・

poo氏を始め、ちょこっと心を砕いてくださったみなさま。ありがたうございました。
クソ暑くてこれ以上考えられないので棚上げしときます。

今日出来ることを明日にのばす。
あしたはあしたの風が吹く。

 


 


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2013年7月12日 (金)

うり坊ってあたしのことよ



  「うり坊が川へ出てゐる熱帯夜」 おたま

暑けりゃ暑いで、寒けりゃ寒いでブーたれる(死語)のが、庶民のイケナイところですわ。

おたまなんざ、今年まだクーラー入れてないです。
扇風機は2日前に出したところです(しかも5台)

ま。出すのが面倒くさかっただけですがね

ここらは、おかげさまで夏は過ごしやすいところです。
ほとんど寝苦しさは感じません。朝方は肌布団(タオルケットではない)が離せません。

だから、平凡一家がやってくる・・・また連休や!
痛し痒しやね。

とはいえ、暑いのは暑い。

美しいだけの未亡人の暮らしを時系列に並べる。

 

朝一番に、おたま邸全館。窓という窓を全部開けて、さわやか・・
プロバンスの風や~~。行ったことないけど・・
午前中は働く。働く。お掃除。洗濯。庭仕事。
で、午前中は二階で棲息。
フリータイム。修行三昧。

お昼の用意で、下に下りる前に二階の雨戸を閉める
コレ大事!。夜寝室に戻ると部屋がひんやりしています。

ごはん食べて、あまちゃん(再)が始まるまでには、明かりとりのガラス戸一枚を残して、一階の雨戸を全部閉める。カーテンもきっちり。
少しでも熱射の侵入を阻止。断熱断熱。
雨戸・ガラス戸・布カーテン・レースカーテン四銃士

午後は薄暗い一階で息を潜める。
時間帯で涼しい場所を選んで移動。廊下。玄関。トイレの前・・・
ほとんど、猫の行動パターン。

一番暑い時間に、出掛ける。
お買い物。郵便局。銀行。図書館。
ここが、つらいところです。3時55分から「相棒」(再)があるんやけど、この時間は、まだグラグラ暑い!大急ぎで帰ってくる。
録画はおたまの生き方に反する。
つーか、ウチ録画機能ないし

5時に一階の窓を全部開けてアミ戸にする(虫コナーズ網戸用は不使用)
プロバンスの風を感じながら、夕ごはんの支度。

6時半。お風呂。シャワーよりお風呂派です。
七時のNHKニュースの合図で開栓(ビールのプルトップ)
扇風機フル稼働。

テレビ少しみて笑う(いろんな意味で)

下の雨戸を閉めて10時に二階へあがり寝室の雨戸開放。
プロバンスの風がひんやり入ってくる。
月を見ながら「今宵の月は血に飢えておるワイ。なあ小鉄」などとつぶやく。

ベッドに入って少し本を読む。
今日のひと日の幸を静かに思いながら10時半就寝。

これが、勝ちパターンね。

雨戸、開けて閉めて開けて閉めて・・・暮らす。

こういう毎日だといいんだけどね。
なかなか、そうは行かない。専業未亡人、それなりに忙しくて家を出たり入ったりしている。

こういう風に暮らしたいってことね。

 

 「うり坊の横向きに寝る月の夜」 おたま

 


 


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2013年7月10日 (水)

爪美人



万年筆が書けなくなりました。
大阪に出たついでに、ナガサワ文具店に寄りました。

梅田・茶屋町の辺りも背の高いビルが立ち並び、昔とすっかり様子が変っていました。ジュンク堂書店ができたことさえ知りませんでした。

かつて、キタの女王としてブイブイ鳴らしたおたまちゃんですがビルを見上げてはポッカ~~ン

確かLOFTの隣やった・・と・・ありましたありました。

店内は、お洒落な照明器具が高級感溢れるショーケースを照らす・・・
    光の彫刻 ・ 光の宝石箱や~~ 

↑彦麻呂なみにウマイこと言うでしょ。

 

きれいな、おねいさんが万年筆を手に取って調べてくれましたの。
その、指先のきれなこと!!!
お下品なアートなんぞほどこしては、おられません。

きちんと、お手入れされた爪に桜貝のようなマニキュアが照明に当たってキラキラ輝いています。

調べてもらっている間にショーケースをのぞきます。
万年筆だけでなく、皮製のスマホケースやコイン入れ・・・
小物も凄くおしゃれです。

男性が、さりげなく、センスのいい小物を持っているって素敵ですよね。
麻生太郎さま御用達みたいなソフトも三点ほどケースの中に。

あの方はベビーギャングみたいだけど、昔の紳士はきちんとソフトを被っておられました。磯野波平さんなど、良い例です。

こんなのが似合う男は、もうこの国にはいないのか!
いい男は、絶滅したのか!

あたくしが一人憤慨し、ゼイゼイ息を切らしていると、おねいさんが
申しわけありません。こちらでお預かりさせていただいてもよろしいでしょうか」とのこと。

なんの「申し訳ない」ことがありましょうぞ。
きれいなおねいさん「よろしかったでしょうか」とは仰いません。
さすがです。
「○○ドクターにみて貰いますので」(○○のところは聞きもらした)

ということで、金魚ちゃん(万年筆)は入院することになりました。

しかし、指先って女性らしさが出るんやね。
今回しみじみ、そう思いましたわ。

爪って大事。爪をかむのはよくないわ。およしなさいな悪い癖。

あたし、三味線弾きだもんで、爪を伸ばすということは無いのですが、せめてネイルケアは心がけたいなって思いましたよ。
すぐに、忘れるんだけど・・

・・・・・

2・3日後、おねいさんから連絡があり、○○ドクターに見てもらう前に店で※△×していたら、原因がわかって、直りましたとのことです。
で、無料ですって。

うれしいな。
おねいさんに差し入れでも持っていこうかな・・


 


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2013年7月 7日 (日)

TAKARAZUKA



宝塚音楽学校が創立100周年を迎えるそうです。

「清く 正しく 美しく」

学校周辺や阪急電車で時々見かける生徒さん達。ほんまに清らかで正しくて美しいです。
みんな「ピッ!」としてて「キラッ」と光ってはります。

同じ娘さんやのに、なんでこうも違いがあるかなあ・・

・・・・・・・

昨日もバス停のベンチに庶民の娘が足組んで座ってました。
髪の毛パッサパサや。
背中丸めてスマホいじっとった。
プラプラさせてるほうの足からサンダル脱げかけてますで。おねいちゃん。

「!」「どよ~ん」やな・・

「ジェンヌのツメの垢でもおもらい!」

誰が好きやった?と聞けば、おおよその年代がわかる。
母は「天津乙女」(古すぎる)

みっちゃんという友人が宝塚歌劇にはまり、何とかの会の会員になって毎月劇場通いをするのによく付き合いました。

ベルばら初演が1974年だそうですので、そのうんと前のことです。
今は、チケット購入も難しいのかしら?
あの頃は、公演後に次の公演を予約するとなぜかいつも前から二番目の席でした。

スターさんの付けまつげが「シャバシャバ」と音を立てるのまで聞こえてきそうで、ふわ~とお化粧のいい匂いがしますねん。
みっちゃん「キャ。私の目をみて歌ってはるって大興奮。

うろ覚えやけど、星組にツレちゃん(鳳蘭」がいてスータン(真帆しぶき)が専科に上がってた。上月晃(ゴンチャン)。古城都。甲にしきがトップだったと思います。

この辺(阪神間)に住んでると、近所の奥さん。あの人、モト宝ジェンヌでっせという人が時々おられます。
やっぱりねという人と、ほんま~という人と、絶対ウソという3タイプにわけられます。

あたしの、お友達にも元ジェンヌが1人いて、この方はとても素敵な人です。

スターさんのプライベートのお姿を見かけたのは
スータン(真帆しぶき)出来たばかりの阪急ファイブにお供を従えて買い物に来てはった。メッチャメッチャメッチャ。かっこよかったです。

あと、旅行先の観光ホテルの小さなラウンジで「但馬久美」さんがバーカウンターの隣に座られました。

但馬さんといえばダンスの名手でした。
もうドキドキしちゃって「但馬久美や。但馬久美や・・」とひじでひっちゃんをつついた。
我が夫、但馬久美さんと デュエットして一緒に≪踊り≫よりました

ど厚かましい男だった・・
もう30年以上前の話です。明星氏はまだ生まれていなかったから・・

みっちゃんとはお互いの引っ越しもあり、なぜか疎遠になったけどどうしてるのでしょう。

劇場の出口では必ず
「世の中の男がみんな汚ちゃなくみえる!」

と言ってたけど、一応お嫁には行きました。


 


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