自句自解363 かなかなや山に・・
かなかなや山に囲まれ父祖の墓
(かなかなや やまにかこまれふそのはか)2017・8月
季語・かなかな(初秋)
蜩(ひぐらし)のことです
盆が過ぎ、やっとやっと秋の気配が感じられるころ聞かれるのがかなかなの声です
(⇑⇑例年ならば)
が
おたまエリア本日の最高気温は36℃と予想され、
秋の気配はこれ~~~~っぽっちもありません。
朝の6時半からクマゼミがシャーシャーシャーと大合唱
アヂ~よ~
そう言えば、今年はちょっとした異変が・・
7月25日の夕刻のことでございます。
庭に出ておりますれば、山側からひぐらしの鳴き声がきこえましてん。
「ひゃ!ひぐらしやわ!!もう鳴いてる」
わが家から2キロ南の友人宅(森と池に囲まれている)では7月半ばから聞こえているとのこと。
もう、地球どないなってるんでしょうね。
「今年はまだ法師蝉(つくつくほうし)聞いてないね」と
庭でお盆の送り火を焚いておりますれば(ですから8月15日夕刻)
「ジィージィー オーシツクツク ツクツクボーシ」
翻訳すれば「なにいうてますねん。ちゃんとここに居りまっせ」
今年はじめての法師ゼミの鳴き声をききました。
順番が違います。油蝉・クマゼミ・法師蝉・ひぐらし と出て来てもらわないとお母ちゃん(私)ウロウロしますがな。
奥様。セミの鳴き声に何の興味も感慨もお持ちではないでしょう。そうでしょうとも。
しかし、これが天変地異の地球滅亡の予兆だとすれば
あのとき、おたまちゃんはセミの異変に気付いていたんや、
セミのはなし、もうええわ。要らんわ。黙れ!引っ込め!なんておもって
申し訳なかった
という日が来るか来ないか・・
さて、今月もアホアホしいお話をしておりますうちに15件終了でございます
残りわずかな日々夏をどうぞご自愛ください
セミの中でも最も美しい鳴き声のかなかな
林の中から聞こえる秋の訪れを奥様に聞かせてあげたいですわ。
(まだ、セミのこと言うてます)
次回更新は9月1日予定
ほな
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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