自句自解340 万緑や湖に・・
万緑や湖に突き出し天狗岩
(ばんりょくや うみにつきだしてんぐいわ)2005・6月
ハイッ!奥様(宮尾すすむ風に)
万緑シリーズ(シリーズやったんや・・)第三弾最終回です
当然ながら滋賀県は近江八幡市の景色です。
〇〇や と季語を切り(詠嘆し)
下五(しもご)を名詞で押さえる
絵にかいたような、初心者入門書の前から10ページ以内に書いてある作り方です。
こうやっときゃ、格好はついとります。大きな失敗はないです。
季語で大きく背景を、中七下五でグッと手前の・・そそ自分に引き寄せて・・
どうだ?(いかがですか?)奥様。
チョロイもんでっせ。楽しうございますよ。俳句。
上の句なんて、緑の山と湖と岩しかありません。
が
青い空や白い雲が見える人は見える。
透明な空気・まばゆいお日様の光・夏の風を感じられる人は感じる
力強い山々が勇気と元気と希望を呉れる。
なぜならば、季語「万緑」の中にそれらが全て詰まっているからです。
生命力の逞しさ、豊かさ。
突き出している天狗岩が万緑に応えているようでしょ?
と、自分の句をこんなふうに語るのはお馬鹿さんなんですよ
わたし、サイテーな女です。
第一、あの岩が「天狗岩」という名前なのかどうかも????です。
湖(みずうみ)を(うみ)と読ませるのだって、字数の都合です。
姑息?ハイハイそうかもしれません。
色んなことを考えていると悲しくなったので今日はこのへんで・・
お昼は、冷やしソーメンでも作って食べます。
季語・万緑(三夏)
ほな。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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