自句自解330 風音に少し・・
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風音に少し遅れて菖蒲揺れ
(かざおとにすこしおくれて しょうぶゆれ)2022・6月
昨日の話にありましたように、この年は二カ所の菖蒲園を訪れました。
こちらは大阪市内にあります「城北公園菖蒲園」です
大阪駅前から市バスに乗ります。今は大阪シティバスっていうのかな?市バスでエエやん(よいのではありませんか)なにを気取ってるねんっちゅう話です。(地下鉄はメトロに変わったそうです)
このバス大好きです。運転手さんも感じエエし(たまたまかもわかんないけど)
大阪市内を走るバス楽しいです。
で。公園ですが名前の通りお城(大坂城)の北にございます。
コロナ期間だったせいか、花菖蒲の見ごろにもかかわらず、ゆっくり散策出来ました。
大阪市が管理しているのに入園料取りやがったが要りました。200円です。
市内在住のシニアは無料です。
大きな木の下のベンチに腰かけました
よき眺めじゃ。苦しうない・・
少し風があります。ここちよい風です。
音がして頭上を見上げると大木の葉っぱがざわと揺れています
続いて眼前の菖蒲がさーっとうごきました。
わずかなわずかな。タイムラグ
面白いなとおもって一句ができました。
話は違うけど奥様。「風」お好き?
アタクシは「風」に励まされた経験があります。
たしかにあれは「風」だった・・・
同時に
菖蒲園そぞろ イヤリング失くす
という句を作っています。
マスクをつけたり外したりしてるうちにイヤリング失くす。
あの頃の「あるある」ですわ。
それとも風のせいだったのかしらね
こういう句を作っておくとそのイヤリングの形やオロオロ探す自分まで覚えていて楽しいです。いや口惜しいです。
季語・菖蒲(仲夏)
昨日申しましたように、俳句で「菖蒲」は「あやめ」のことです
でも、わたしは「花菖蒲」のことを詠みました。
言わなければわからないことです。そんなもんです。俳句。
舐めてます?滅相もありません。
ほな。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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