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2024年2月13日 (火)

自句自解271 冬の日や母の・・・



   

    冬の日や母の味噌汁具沢山
(ふゆのひや ははのみそしるぐだくさん)2015・2月

 


次男は学生生活の数年、一人暮らしの母の住む私の実家に下宿したことがある。
母は片手で持てないくらいの大きな清水焼のごはん茶碗と若狭塗の箸を孫のために準備した。

「おばあちゃんのお味噌汁、美味しいねん。
具がな、最低7種類は入ってるな」

元々、料理はマメにする母だったが、可愛い孫のために料理本を買った。
東京農大の栄養学科で民間食養法を研究する先生の本で
やたら、「安全・健康」伝統的な民間食が一番!みたいなことが書いてあり
粗食のすすめ!!
基本一汁一菜で十分。体が欲しがるもの。体が食べたいものをと提唱されていた。

ある日、実家に行くと、息子はどんぶり鉢みたいなお椀にてんこ盛りの味噌汁で食事中だった。
その、お椀。顔が洗えそうやな・・と言った記憶がある

 

美味しいモノって、その時に体が食べたがってるモノやねん
いっぱしの事をいいながら
今でも、一口ずつ味わって食べるふうの息子は、あの時の影響強くうけてるな。

     Kosi_012

季語・冬の日(三冬)

冬の日の「日」はDay をさすこともあるが
俳句では  Sunshineをさすことが多い。
冬の一日といえば時間が長くなる。俳句は「一瞬を切り取る」ものなので
そうなんだろうな・・と思っている。

 

ほな。


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こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

 

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