自句自解258 絵馬百枚・・
絵馬百枚風に吹かるる探梅行
(えまひゃくまいかぜにふかるる たんばいこう)2023年1月
自句自解91 で先輩と探梅行をしたことを書きました
その時にもったいぶっていた(*`艸´)のが上の句です。
外に投句する時は「未発表の句」を。という約束があります。
「発表」とは「活字になったかならないか」ということです。
その中には「ブログへの掲載も含まれる」とするところがあります。
私なんてペイペイのペイのおっぺけぺだから
誰ひとりとして気にもしていないのですが、
ルールは守りたいと思っとります。
この句は去年某所へ出句し採っていただきました\(^o^)/
季語・探梅(晩冬)
まだ、雪が残っているような山の中に梅を尋ねることをいいます。
物好きですねえ・・香をたよりに一輪でも見つけられたらどんなにうれしいでしょう。
春のさきがけ、始まりの始まりを見つけるよろこびの季語です
この時は梅の名所のお寺に行きました
たくさんの絵馬が塀のようなところに掛けられていて、畳でいえば4・5枚もあるでしょうか。
そのとき強い風がさ~っとふいて、カラカラカラと音を立て、風が送る順番に絵馬がめくれ上がっていきました。
一瞬の出来事でした。
先輩が「詠まなきゃね!」とにっこりされました。
百枚は数えたわけではありません。そんなにたくさんという意味です。
去年はこの方と宝塚歌劇を観に行ったり、川の見える料理屋さんでお食事をしたりして遊びました。
もう少しあたたかくなったら連絡をとってみませう。
てなことで、1月の15件終了です
次回は2月1日(ってもうすぐやん!)更新予定(のつもり)
ほな。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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コメント
実家の裏には紅白2本の梅の木が有りましたが梅の香りなどと言う風雅な事も知らずに育ちました。初夏にはニセアカシアの香りが街中に匂いましたが。中年になって日本で暮らした時「良い香りじゃこの香りはなんじゃ?」と爺や(まあ夫とも言いますが)に訪ねて初めて梅の香りと知りました。其の後に友からは蝋梅の香りも教わりました。今住んでる所は年中花が咲いてますが全く匂いません。梅は初春かと思いましたが晩冬なのですね。
投稿: パコ | 2024年1月30日 (火) 02時38分
★パコちゃんへ
「梅」は春の季語です。
そして梅を探しに行く「探梅」が晩冬の季語になっています。「探梅」は梅の名ではなく行動なんですよ。ややこしくてすみません。
アカシアの花は歌や小説でしか知りません。
これがアカシアですよ。と教えられた記憶もないのできっと見たことがないんだと思います。
10代の頃「アカシアの大連」という小説を読みました。たぶんそのせいでアカシアには物凄くエキゾチックな印象を持っています。
いい香りがするのですね。
一度見て見たいです。
投稿: おたま | 2024年1月30日 (火) 18時04分
こんにちは。探梅という言葉は初めて知りましたが、とても素敵な言葉ですね。アカシアは小さい頃住んでいた社宅の庭にたくさん植わっていて、白い花はとても良い匂いがしましたよ。つい懐かしくなってコメント致しました^^。
投稿: すう | 2024年1月31日 (水) 09時41分
★すうさんへ
初めまして。コメントありがとうございます。
アカシア調べてきましたよ(^^
関東以北が比較的多く見られるようですね
白くて垂れ下がって咲いて良い香りがするのですね。
香りと記憶が結びつくことがよくあります。
香はおもいがけなくやって来るので
胸がキュンとしますね。
私のイメージでは卯の花やエゴの花なのですが
並木にもなるのですね。
う~ん。ますます。謎です。
死ぬまでに見たい!です。
急がなきゃ(*`艸´)
投稿: おたま | 2024年1月31日 (水) 12時27分