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2024年1月27日 (土)

自句自解256 冬日和すずめが・・



 

  冬日和すずめが雀追ひかけて
(ふゆびより すずめがすずめおいかけて)2014年1月

 

今日はいいお天気。大寒過ぎの寒さが続くけど、それでも今日の空の青さは目が醒めるようです。
庭に雀がやってきました。外の空気は刺すように冷たいのに、この明るい冬晴れを嬉しそうにはしゃいでます。

⇑⇑ てな、句意ですねん。
うん。たったそれだけ。それだけやねんよ。

季語・冬日和 は冬晴(ふゆばれ)の傍題になっています。
傍題って言うのはメインから波及したサブテーマみたいなもんかな。「大きくそれも含みますよ」ってこと。
でも、決して=イコールではありません。微妙に違う。

冬晴と冬日和では時間の感覚が違うかなと自分では思ってる
日和のほうがちょっとだけ継続してる。「ハッ」と感じるのではなく「ああ」とか「ふ~ん」とか感じる
冬晴れは透明な美しさがあり、冬日和はホッとするおだやかさがある。
こんな事、よそに行って言うたらあきませんよ。
あたしが勝手に思うてるだけやから・・・

句帳を調べたら、鳥の中で一番多く詠んでるのが雀でした。
一番身近やもんね。可愛いしね。
庭に来るすずめさん。だんだん少なくなってるけど、頑張って生きてね。

 

 

ほな。


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自分の覚え書きです。
2022秋

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コメント

色々な鳥が裏にやってきますが名前は全く解りません、雨が降りそうなときは真っ黒でカラスよりはかなり小さくて喉の所が黄色の鳥や裏のアボカドには青カケスが棲みついてるようです。何故か雀は穏やかな気分になりますよね、この句からはそんな穏やかさが感じ取れます。ハイ勝手に素人判断です。

投稿: パコ | 2024年1月27日 (土) 13時37分

★パコちゃんへ
ありがとうございます。
年中庭に来る雀なのに、背景にある春夏秋冬「季節」を違えて置いてみると、様々な雀が詠めるのが俳句です。
目出度かったり、憎らしかったり、、愛らしかったり、気の毒だったり、・・
雀自身は何も考えていないのでしょうが、「モノに託して気持ちを詠む」俳句の面白さってだなあ・・思います。

投稿: おたま | 2024年1月27日 (土) 17時10分

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