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2023年9月 2日 (土)

自句自解185 ふる里や手繰れば・・



   

   ふる里や手繰れば朝顔の実爆ぜる
 (ふるさとやたぐればあさがおのみはぜる)2019・9月

 

俳句は5・7・5の十七文字で成り立つことは 
奥様もごぞんじかしら?当たり前田のクラッカーよね。
「季語」を入れましょう。というのも俳句のお約束ごと。
この二つを守れば「これ俳句やねん!」って言えます。

 

季語を入れなくても十七文字じゃなくても「良い俳句」はあります
これは言うたらイレギュラーなんだけど
「それしかない!」ときはそれでもいいんです。

でもね、イレギュラーばっかりやったら、それを「俳句」という意味はなくなる。
自由詩の世界です。
そこいらへんは奥様もうなづいて下さいますわね。

 

わざと変化球を使う事で、味わいの深い句になることがあります。
だから俳句の世界ではこの「約束破り」は容認されています。

 

アタクシが何を言いたいか!

 

↑ ↑ ↑  十八文字ありますねん。字余りです。
中七と下五がだらだらとつながっています。
こういうのを「破調」といいます。破れかぶれと違いますよ
まあね。自分で言うのもなんですが、
「郷愁は手繰り寄せても手繰り寄せても頼りなく」という気持ちを「破調」で表してみたのです。
読むときは「実」の後でちょっと切って丁髷(ちょんまげ)

言い訳するのに時間かけました。
チャンチャン。

 

季語・朝顔の実(晩秋)

 

 



ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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