自句自解168 ともづなの結び目・・
ともづなの結び目美しき夏の月
(ともづなのむすびめはしきなつのつき)2011・7月
ともづなは艫綱。船を陸につなぎとめておくための綱のこと。もやい綱ともいう。
その、結び目を美しいと思った。
なんでやろ・・
わかりません・・
そう思ったことに理由はありません。
小学校の6年間で男性の担任だったのは唯一4年生の時。
下の名前が「正」で、前から見ても後ろから見てもどこから見ても「正しそうな」先生でした。
通知表の「担任所見」の欄に3学期を通じて書いてあったのは
「美に対して感じやすい」「美的感覚が鋭い」という内容でした。
子どもだから意味が解らない
「なんば書いてあると?」
母に聞くと「うん。よう判らんねえ」と言った。
正先生は私のどこを見て、何を見てそう思われたのだろう。
「変わった子」の別の言い方だったのかもしれない。
季語・夏の月(三夏)
昨日の167回 黴のロッジに泊まった時の句です。
夜、みんなで浜辺に散歩に出かけました。
嘱目は「夜光虫」こんなめづらしい季語に出会えるなんてやっぱり「海」に来て良かった。
おたまちゃん~何してるの~先にいくで~
ともづなの前から一歩も動けなくなっている私は置いて行かれるところでした。
夏の月波打ち際の大曲り
月の光が海面に一本の道を作っていました。
次回更新予定は8月1日
暑い夏、元気に乗り切ってくださいませ。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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