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2023年6月 9日 (金)

自句自解147 次次に・・



 

  次次に田水張らるる日曜日
(つぎつぎにたみずはらるるにちようび)2013・5月

 

季語・田水張る(初夏)
田水張る・田水引く代田の傍題になっている。
丁寧に耕した田んぼにさーっと水が引かれる。水が十分に行きわたり空の雲が田に映る。
あとは田植えを待つばかり。ああ。ニッポン!の風景。

  
こんな小さい国土にひしめく一億三千五百万人の胃袋を賄ってくれる。ありがたやありがたや。
ご先祖様!ありがと~~~

あたし、ナレーションがよく聞き取れない
「〇〇シタの頂点へ」って何いってるんですか?

 

(追記)わかりやした!「すがすがしさの頂点へ」でした。

 

新潟の農家さんから今年も「あいがも」の便りがやってきた。
可愛い雛が到着しました!って。写真が添えられている。
頑張って田んぼのお手伝いをしてね。
お手紙には、無事に田植えが済みましたという報告とともに、今年は離農者が多く、手付かずの田んぼがあちこちにあります。
とのこと。後継者不足なんだね。
掲句は我が町の景色を詠んだんだけど、平日はお勤めで日曜日に農作業をされるお家が多いです。

どないなっとんねん!農業政策。
我が国の食料自給率は37%っていうやないですか。
人災・天災なにが起きるやわからんのですよ。
と、国産大豆で作った豆腐のお味噌汁で朝ごはんたべながら怒る。

 

「々」この繰り返し記号(重字)は「ノマ」と呼ばれているが
私の、前の先生は俳句でこれを使う事を良しとされなかった。
ノマは「漢字」ではなく「記号」だから・・って。
こだわってはりました。

だから「次々に・・」ではなく「次次に・・」にしている律儀なあたくし。

 

 


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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コメント

生まれ育った土地を離れて所謂お米の美味しい県に進学、其処で生まれて初めて「田植え」を見ました。講義も忘れ傘をさして見物丁度今頃でした。田んぼに居る人から土地の言葉でやってみる?と聞かれ慌ててその場を去りました。田植えを見物するなんておかしな娘と思われたでしょうね。美味しいお米羨ましいです、それにしてもお米の値段の上がった事!びっくりぽんです

投稿: パコ | 2023年6月10日 (土) 11時06分

★パコちゃんへ
お米も値上がりしているのですか!
30年近く同じ農家さんから定期購入しているのでピンときませんでした。
油・調味料をはじめ食料品・日用品軒並みですものね。今年の春闘は高額回答でサラリーマンのかたは少しホッとされたかもしれませんが、年金暮しにはキツイばかりです。

お米、品種改良がすすみ北国でも美味しいお米が獲れています。もう「米どころ」は日本国中。でも新潟の「コシヒカリ」は美味しいですよ。
田植え体験させて貰えばよかったのに( ´∀` )

投稿: おたま | 2023年6月10日 (土) 12時31分

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