自句自解146 蜘蛛の囲に・・
蜘蛛の囲に搦め捕られし四歳児
(くものいにからめとられしよんさいじ)2016・6月
季語・蜘蛛(三夏)蜘蛛の囲は蜘蛛の巣のこと
2016年に四歳児だから、子の子goodboy(略してG坊)のことである
持って生まれた性質というものはやはり、神さまが「あなたはこう、あなたはこうね」とお決めになるのだろうか。
生まれ持ってのビビりである
生後半年で蝶々をみて発狂しそうになる。花火がこわい。チャンバラシーンでは「おねがいらから~が(や)めて~チュライ」とテレビ画面を叩いたのが2歳。
そこに持って蜘蛛である。丁度顔のあたりに蜘蛛の巣があったようだ。ひぇ~~と絶叫した。
可哀想なG坊・・・
もう引っ越して行かれたけど、近所にお人形さんみたいに可愛い女の子がいたのね。
並のお人形ではなく、もうこんな子見たこと無いというくらいの可愛さ。いつもフリフリのお洋服を着ていた。
幼稚園にいっていたから5歳くらいだったのかなあ。
その子が家の前で一人で遊んでいました。
熱心に足先を動かしている。
「〇〇ちゃん!何してるの?」と声を掛けようとして固まった。
彼女は蟻やダンゴ虫を一匹ずつ足先で捻り潰してたの。エイッ。エイッって。
神さまの仕業ねきっと。
まあ、よその子やからエエねんけどな。
メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど
こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
| 固定リンク | 2
「俳句」カテゴリの記事
- 自句自解378 とおすみに小流れ・・(2024.09.15)
- 自句自解377 桔梗を揺らす・・(2024.09.14)
- 自句自解376 依代の幣・・(2024.09.13)
- 自句自解375 蟷螂の向かうて・・(2024.09.12)
- 自句自解374 色無き風過ぐ・・(2024.09.11)
コメント