自句自解144 湯上りの・・
湯上りの電話蛍見のさそひ
(ゆあがりのでんわほたるみのさそい)2008・6月
季語・蛍(仲夏)
昨日「蛍」をここ(ブログ)で取り上げたら、偶然にもI男ちゃんからラインが入った
「もうたくさん飛んでるよ、見においで~」
実は15年前の掲句の電話もI男ちゃんの妻からのもので
あの頃は固定電話。今はラインだもんね
I男家は我が家から車で15分。家のすぐそばに小さな川が流れている
意外に知られていないが蛍は「清流」には棲まない。
ある程度の生活排水が必要だ
そう言えばここ何年も蛍を見にいっていないなあ
コロナ感染拡大で家にすっこんでいたのか?
夜に車を出すのがおっくうになっているのかしら・・
別のライン友から「え?もう?早いね」
早くないんだよ。蛍は毎年6月10日を中心とした前後10日間に飛ぶ
その事をみんな知っているのに
季節の速さに我々が追いつけないのだろう・・
前のめりに生きていた頃が懐かしいよ。
洗ひ髪少し冷えきし蛍狩
も、この時の句。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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コメント
洗い髪…は素敵~!俗っぽい言い方でごめんなさいですがとっても色っぽいですね。項の所でクルット巻いた髪、藍染の浴衣にうちわで名前を忘れましたが漱石の小説に出てくるあの女性が思い浮かびました。蛍は昔は此処でも見かけましたが最近は見ませんね、ゲンジ❓ヘイケ?解りませんが。
投稿: パコ | 2023年6月 6日 (火) 12時32分
★パコちゃんへ
そんな艶っぽかったらいいんですけど、ほぼ、やまんば状態です。( ´∀` )
源氏と平家の違いは水辺にすむのが源氏で森の中が平家。ヘイケボタルは小さいですし、数も少ないと思います、一節光るのがメスで二節光るのがオス。これは同じです。
投稿: おたま | 2023年6月 6日 (火) 13時40分