« 自句自解133  色褪せし恋文・・ | トップページ | 自句自解135  学芸員の・・ »

2023年5月11日 (木)

自句自解134  ウィルスと・・・



  

     ウィルスと共生未だ立夏かな
(うぃるすときょうせいいまだりっかかな)2010・5月

 

季語・立夏(初夏)
今年の立夏は5月6日。満月(月齢14.9)でした
当日はおぼろ月だったけど翌日はきれいなお月さまを眺めることができました。
何となく、春の月ではない気がしたのはやはり「立夏」を意識してたからかな。
夏来る・夏に入る・・けだるい晩春と鬱々とした梅雨の間のわずかな時間。
明るくエネルギッシュですがすがしさに満ちた素敵なな季語です。

 

なのにね。3年前はこんな句をつくっていたのね
この句も一昨日の「さくらんぼ」の句と同じ時に作ったものです。
このウィルスとは仲良くなれないわと思っていた頃です。

 

お友達が今日から抗がん剤治療に入ります。
「2年がかりかなあ・・」と言っています。
なぜ2年か?
共通の友人(男性)が偶然にも同じ病院で同じ手術を受け2年間の治療を終えたところだからです。
身近の立派なお手本の存在はとても心強いです。

昨夜ラインを入れると
「私はいいけど、私の体がちょっとかわいそうね、と今励ましていたところなの」
「うん。頑張ってもらわなきゃね」

初夏のキラキラした光が彼女に降り注ぎますように
木々のそよぎが彼女を励ましてくれますように

 


メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど


こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

| |

« 自句自解133  色褪せし恋文・・ | トップページ | 自句自解135  学芸員の・・ »

俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 自句自解133  色褪せし恋文・・ | トップページ | 自句自解135  学芸員の・・ »