自句自解99 三月やガチャポン・・
三月やガチャポン前に子ら集う
(さんがつやがちゃぽんまえにこらつどう)2018・3月
季語・三月(仲春)
春休も仲春の季語になっている。
夏休みや冬休みのように主に気候に起因するものではなく、春休みに独特の穏やかさがあるのは
「年度替わり」という意味合いを多分にふくむからだとおもう。
学年が終了した解放感。無事に進級進学できた安堵感。
明るく喜びに満ちた「春休み」
桜は咲くし蝶々は飛ぶし・・
二週間ばかりという期間もいいし。宿題も無いしね。
掲句のガチャポンはバンダイの登録商標で正式には
「ガシャポン」というそうだ。
コインを入れてハンドルを回せばカプセルに入った小さな玩具等が出てくる
駄菓子屋やコンビニやスーパーの前に置かれていることが多い。
ゆうてもね、あたしの街のスーパーの中にもガチャポンコーナーがあるにはあるけど
ここらのお子達、群れてません。お上品やさかい。
第一、公園に行っても群れてるの見たことありません。
だからこの句は「想像句」なんです。
きょうびのお子たち、春休みどないして過ごしてるんやろ。
ウチの子らの時代までは「キンケシ(キン肉マン消しゴム)」目当てにたむろしていましたけどね。
一回100円・200円になったら子どもの財力ではむつかしいのかな。
「親ガチャ」という言葉が流行している。
止めてくれる?あたし達親も好きであなたを選んだんじゃない
は、神様からの贈り物だと思ってるのよ
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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