さよなら五月
一年で一番美しい五月も残すところ一週間。
まだ柏餅食ってないよ。
グッ坊に兜飾りも出してやらなかったよ。
10日位前からホトトギスが鳴いています。うるさい
もう、夏は来ぬ・・なんだ。
こんなに季節が早く過ぎると、心が落ち着かないわ。
尻は重いのに、心ふわふわ。
なんで「五月」やねん!
風邪引いて寝てた!ちゅうねん
え?何に怒ってるかって?
今月の兼題が「五月」ですねん。
「切れ切れに海みえ五月の車窓かな」
先月、姫路に行ったときの風景。
アカン。誰もが作りそうな句やな
久し振りに公園まで歩いて見ました。
モッコウバラが満開です。
プラタナスの根本に咲いているのは、一八(いちはつ)に似ていますが、外来種のようです。
公園はここを真直ぐあるいて、いきます。
二年前の春、近くの老人施設の入居者さんたちが、この公園でお花見をされていました。
「花の下明治の人の座り胼胝」
「ふらここの三人あわせ二百歳」
おじいさんと孫らしき小学生の女の子がやってきました。
「じいさんの逆手懸垂はなふぶき」
「夕桜逆上がりしてみせくれし」
女の子は覚えたての逆上がりを嬉しそうにしていました。
もうすぐ行く今年の春・・・
この公園に来るのも久し振りです。
季節は足早に去っていくのではなくて、受け止める自分がいなかっただけかもしれません。
「白つめ草不意に光れば雀発つ」
なんでもないことでも、一瞬の発見はいたるところにあるのですから。
| 固定リンク | 1
« 子どものころに・・ | トップページ | 宿題 »
「俳句」カテゴリの記事
- 自句自解378 とおすみに小流れ・・(2024.09.15)
- 自句自解377 桔梗を揺らす・・(2024.09.14)
- 自句自解376 依代の幣・・(2024.09.13)
- 自句自解375 蟷螂の向かうて・・(2024.09.12)
- 自句自解374 色無き風過ぐ・・(2024.09.11)
コメント