本願寺伝道院あたり
京都といえば神社仏閣をすぐに連想しますが
魅力的な近代建築の宝庫でもあることをご存知でしょうか。
仏壇屋・仏具屋・・お線香の香り漂うこの界隈に溶け込んでいるような、いないような・・・
洋風でもありイスラム風でもあり、なんとな~く和風でもあり・・・
明治の建築家・伊東忠太の傑作といわれる
「本願寺伝道院」です。
もともと、門徒のための銀行(保険)だったもので現在は布教師の養成施設として利用されています。
近づくにつれ、魅力的な意匠、斬新なデザインに惹き付けられます。
窓枠のラインひとつとっても見入ってしまいます。
どうしても写真に入り込んでしまう、電線や柱上遮断器も込みでアート。
様々な動物の彫刻。
外観だけでいくつみつけられるでしょう。
この様に周囲は本願寺さん関連のお店がたくさん並んでいます。
近くをぶらりと歩いてみます。
古いものが取り壊されるようです。
滅びの美学といえば・・・桜・・武士道・・と短絡的に考えがちですが、本来は仏教思想の無常観に基づくものです。
滅びゆくものみなうるはし・・なんてね。
(たぶん)七条新町の交差点あたり。堀川通りの東側です。
一階は牛丼屋さんです。
元は何のビルだったのでしょう。
あまり、美的ではない幟が立っていますが、このように店舗として利用され
壊されず、滅びず、維持されているのはうれしいことです。
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コメント
本願寺にこんなのあるんだ
今度散歩にいってみよっと
投稿: poo | 2013年4月 6日 (土) 21時48分
さん
ご無礼しました。「器」ですわ。
本文も訂正しておきますです。ありがとうございます。
ポールスィッチとポールトランスもちゃんと見分けられるんだyo
彼氏に教えてもらったんじゃないyo
PCBは完璧に処理されたのか・・色々愁いてますねんよ。
pooさん
ちょっと前(二年前の正月のころは)までブルーシートかぶってました。
エビス飲みに行くなら、近くだから寄ってよね。
(ちゃんと、poo氏のブログ読んでるやろ)
投稿: おたま | 2013年4月 6日 (土) 22時34分
はじめまして。
ダンボさんの所にちょこちょこ登場しているわんこです。
七条新町角の牛丼屋さんのビルは、「富士ラビット」というスクーターを売っていたお店だったそうです。
ダンボさんと同世代の母は懐かしがっていますが、「富士ラビット」を知っている世代は少なくなっているでしょうね。
写真でもわかりますが、まだ「富士ラビット」の文字とハイカラなステンドグラスが残っていて、ちょっとオシャレな牛丼屋さんになっていますね。
投稿: わんこ | 2013年4月 7日 (日) 01時21分
わんこさん
ワォッ!貴重な情報ありがとうございます。
早速ぐぐりましたら、市の登録文化財になっているようですね。
「親子丼」ののぼりがどないかできないかと思いますが貸し店舗にされているので仕方ないです。
「ラビット」なつかしいです
少年ジェットが乗っていませんでしたっけ?月光仮面はホンダのカブだったので、少年ジェットのほうが先ですね。
郵便配達も自転車からラビットになったような記憶があります。
高校生の頃、男の子が乗っていた(当時16歳で軽免がとれた)スバル360のまるまっちいデザインはラビットに通じていたのですね。ちょっと感動しました。
遠くから眺めるだけでしたが、機会があれば近くでステンドガラスを見てみたいとおもいます。
ありがとうございました。
投稿: おたま | 2013年4月 7日 (日) 09時56分