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2013年1月

2013年1月30日 (水)

討ち入り



昨日の記事につきまして純情可憐なうこしゃんより
「どしてチョコがえびちゃんなの?」というつぶらな
質問を頂戴しました。
解答します。

えびちゃんはモデルのえびちゃんでも、ベビーマッサージインストラクターのえびちゃんの双子の妹のことでもありません。

鯛(肉)を釣る海老(チョコ)という意味でございます。

わずかな投資で大きな利益を得ようとする大人の世界の話でございます。
つぶらうこしゃん。
こんな汚れ話。どうぞご放念くださいませ。

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ということで、今日は赤穂浪士の討ち入りの日でございます。

話。大きく転回しておりますですよ。
油断めさるるな!!

旧暦・元禄14年12月14日
すなはち、1703年1月30日くしくも今日が
赤穂四十七士、吉良邸に討ち入ったその日なのでございます。

だからね、アチクシいっつも言うてますねん。
旧暦じゃないと世の理はわからないよってね

吉良上野介が炭焼き小屋に隠れているのをなかなか見つけられず
ああ。もう夜があけるのに・・・
という赤穂浪士の焦燥感が「12月14日」といわれてピンときますか?

皆さまも、胸に手を当てて考えてみてくださいませ。
昨日、今日。
ずいぶん日が長くなってきましたでせう?
まさに、「日脚伸ぶ」です。

そして

夜が明けるのがはやくなったでしょう

これが、12月14日の頃だったらどうでしょう。
最近忘れっぽくなってるオツムで思い出してくださいね。
6時になっても6時半でもまだ薄暗かったですよね。

おお、やっとの思いで(夜明けと戦いながら)
吉良をうちとったぜ!
エイエイオ~~の勝ち鬨は
この1月30日だからこそです。

12月14日ではアカンのです。

もう・・・もう。いやや。
こんな事ばっかり、一人でカリカリしてるのん。
もう・・いやや・・

写真は大石良雄さんです。
いつのまにか、願掛けの神さんになってはります
○ちゃんと結婚できますように。とか
△高校にうかりますように。とか
身体強健・家内安全とか

いろんなこと、頼まれてはるみたいです。

 


 

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2013年1月28日 (月)

低調



 

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「真四角に冬日入りたり虫籠窓」 おたま
  

028_copy 低調やわ・・・
 俳句・・・

 

餅の食いすぎかしら・・
全然、俳句モードにギアが入りませんねん。

 

 

もう、だるだるですねん。
お腹の皮と違いますよ。
俳句を作るのがってことです。
(だるだるって造語ね。ゆるゆるとベロベロの間ってことです)

(最近、優先座席に大きな顔して座るのに何の抵抗もありませんねん
今日、電車で
隣のご婦人が、突然、ものごっついタメ息つきはりましてん。
ため息つきたいのは、コッチやわ
明日、締め切りやのに・・・

婦人は立ち上がり、アタクシの前を横切って出口に向かいはりました。
腰から下しか視界に入らなかったけど片手に「PECK」の大きな紙袋
もう片方の手には「伊藤園」の袋

透視しました。

はは~~ん
PECKのイタリア・ミラノのパンが仰山。
伊藤園のほうは「抹茶生チョコ」&「抹茶ロールケーキ」

そんな、いいものを持っているのに「タメ息付く」理由がどこにおありなのでしょう。
そして、申し上げたい。
日本人なら米を食え!と。
甘いもん食いすぎたら頭がまわらへんで!と。

いかんいかん。
こんな見ず知らずの人に八つ当たりしても仕方ない。
俳句や俳句や。
明日締め切りや。

 

我が駅に到着しました。

 「着膨れてどのポケットに切符ある」 おたま

    も~~~~う!

 


 


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2013年1月27日 (日)

京都・伏見界隈②



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H子さんの老人ホームで一泊し、翌日は京阪中書島から伏見界隈を散策しました。


写真は月桂冠大倉酒造付近
昨秋来た時は知人の歴史の先生とご一緒だったので、
近藤勇が待ち伏せされて、馬で駆け抜けた通りをギャロップ(?)したりね。
話がマニアックで楽しかったです。

025_convert_20130126223830_1 そのときは御香宮神社にも行き、十石舟にも乗りました。

 

 

今回は時間の都合で、
句会もせんならんこともあり、
酒どころ伏見の象徴である酒蔵一帯の散策のみになりました。

 

「松明けの背に日の当たる蔵めぐり」 おたま

 

酒造りの発展には「水」「米」「海運」が欠かせないのでありまして、伊丹が灘に取って代わられたのは「海運」に恵まれなかったからです。

で、「灘」は、わかりますねんよ。
六甲の「水」。丹波の「山田錦」と蔵人。そして「海運」

何でも知りたがりの、あたくしめは遠慮会釈なく&あどけなく質問しましたがな。
「お米はどこのお米ですのん?」
「・・・・・・・・」(全国からということでしょう。きっと)

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二十歳くらいの頃やったかなあ・・
友人とふたりで、この寺田屋を見学させてもらったことがあります。
小さいおばあさんが出てきはって、
「ここがそん時(寺田屋騒動)の刀傷でっせ」
「ここのお風呂からお竜さんが飛びださはったんどっせ」
と案内してもらいました。

それから、何十年か後に
現存の寺田屋は明治以降に建てられたものであると新聞に載りました。
あの「刀傷」っていったい何やったんやろう・・・誰か教えてください。

あのトロイの遺跡と同じ匂いがする
伝説はあるが見るべきものは無い???

中書島より徒歩5分。
弁財天を本尊とする「長建寺」です。

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竜宮造りの山門と弁柄(べんがら)塗りの塀が独特の雰囲気をかもし出しています。

 

近くの芸妓、遊女の祈願所でもあったとか。

 

ここ伏見・中書島は元禄の頃から大きな歓楽街として栄え、明治以降は、軍人の町としても「遊郭」とは切り離せないところでもあったのでしょう。

アタクシが、中学生の頃、この中書島の駅から伏見大手筋に続く通りは「遊郭」の名残のような独特の建物が残っていました。
まだ京都の市電が中書島から京都駅に向かって走っていた頃です。

中書島・橋本・・・・。
今では全く面影がありませんが、ひとつの歴史的な遺産として保存されるべきではなかったかと、特に女性として思います。


「軍人のまち」の名残は、現在の藤森あたりですか、「軍人湯」というお風呂屋さんや「師団通り」という道路に、その名を残しているようです。

長建寺、小さなお寺ですが、隠れキリシタンの「マリア灯籠」(御茶屋より移された)や、虚子の句碑
「花人の落ち合ふ駅や中書島」
などがあり、みどころが多いです。

実物はみたことがありませんが、ここのお守りは「女陰」をかたどったものであるとか。遠くはバリ島、近くは飛鳥の里をはじめとする国内いたるところで「男根」を拝まされたんだことはありますが、
どんなもんだいと、申し上げたい気分でございます。

高級な車がシャ~っと寺庭に入ってきまして、
運転席から住職さんが降りてこられました。
「どこからお参りですか?」
「○○です」と答えると、わが町の有名な寺の名前を出されて「年に数回行きますよ」とのことでした。

明るく、豪放な感じの住職。
この方が、あの「よくあたる手書き神籤を書いておられるのかしらと思うと、小さくサイン。

三年前に訪れた時、小さいけれど素晴らしい不動尊像(鎌倉時代)が祠に有りました。あまりにもさり気なくあったので、少し心配していたのですが、きっと大事に奥にはいられたのでしょう。


 


 

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2013年1月26日 (土)

京都・伏見界隈①



今朝の朝刊「武士のサムライ」で詩人の荒川洋治氏がブログのことを
「仮装」の自己表現と言っておられた。
(どうでもいいけど、荒川氏には前世で会った気がする。とウチの明星氏が昔言ってました。ハハ)

そうですね、不特定多数の人に読まれるのを前提にしているので「仮装」かもしれないです。

不肖私めの「旅日記」でも、エンジェルへのプライベート報告をしていた頃のもののほうが断然おもしろいもの。

うん。ちょっと考えんとあかんな。
老後の楽しみの記録として、どうなんだろ・・・

ということで(ってなにも結論はでていないけど)
コレが800件目の記事ですねん。
ようやる!

伏見稲荷大社は今年、三が日の参拝者の数が全国で四番目。
五穀豊穣・商売の神様に多くの人が願いを祈ります。

願い事の何も無い・・・って先日言っておりました、あたくしも、とりあえず「東方神起の再結成」をお願いしてきました。

 

1301003_convert_20130126144203 おきつねさんが咥えてはるのは・・・

 

巻物?お揚げさん?
近づいてよく見ると
「稲穂」の束でした。

 

本殿の背後にある「霊峰稲荷山」には奥社を始めとして様々な社、神域があります。

 

稲荷山を巡るには
「その気になってお弁当でも持って」行くつもりでなければなりません。

東京からやって来たという
前厚・11cmヒールのブーティをお履きのお嬢様には、いささか無理でございましょう。
「おいなりさんを甘くみるんじゃねえよ」と声には出しませんが、やさしくご進言させていただきました。

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奥社参拝所まではこの様に歩きやすいのですけどね。

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お守りの意匠
モダンでしょ
真ん中は豊穣の稲穂です


011_copy ここの絵馬は「おきつねさんのお顔」
自分で顔を書き入れます。

どうみても「ネズミ」やろというものや、
マツゲパーマかっ!と突っ込みたくなるもの・・

みなさん、願い事が仰山あるんやね。

案内によると、本殿から四辻まででは40分はかかります。
かくいう、ワタクシも「四辻」の辺りまでしか行ったことがありません。
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茶店の下に「こだまが池」があり、畔で拍手を打つと恵方よりこだまが返って来るといいます。
早く返ってくると、願い事は早く叶い、遅いと願い事の成就は遅くなるという言い伝えがあるそうです。

 「池に向きかしわ手打てば日脚伸ぶ」 


この日は晴天だけど、さすがに風が冷たかったです。
近くのJR稲荷駅から電車にのりました。

 「冬の鵙プラットホームのただ長く」 

 


 


 

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2013年1月25日 (金)

街頭アンケート



タカラジェンヌもつまずきそうな
京阪京橋の大階段を下りて
省線・国鉄・環状線・JR京橋へ向かう広場のとこで
いかにも才気走った感じのお姉さんに声を掛けられました。

アンケートだそうで
よくぞ、おたま様を呼び止めて下さったものだと
口角泡を飛ばして、お答えしてまいりましたの。

質問は二つ。

①二期目に入るオバマ氏と、二回(も)ソーリー。アイムソーリーの安倍氏に期待するもの。

②日本経済、今後の見通し。

てなことでした。

トシコさんと一緒やったんやけど
わたしら、まあまあ、仲がいいねんね。
京橋を二人で歩いてるくらいやから・・・

しかし、考え方とか意見とかがものの見事に正反対やねん。
それは、前から判っているんやけど。

「あんた○翼かっ!」
「この国賊が!」

と、きゃっきゃはしゃぎ始めたので、お姉さん
「えらい人を呼び止めてしもうた・・・」と後悔してはったと思います。

私ら、もっと語りたかったけど
お姉さんが早々に「ありがとうございました」と言って

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こんなシールを
くれました。

 

読売テレビ
あさ生・ワイド/す・またん
ZIP

他に番組に対するご意見を求められたけど、この番組見たことないんです。

朝はやっぱり「おはよう朝日」やろ。

関西のおばちゃんの王道ははずされへんわ。

 

おたまに論破されたトシコさんは悔し紛れに
「辛坊さん、此の頃ナマイキやわ」と言いました。

ナマイキの根拠がわからん。

で、帰る道々、
今度はカメラが廻ってるところで、やって欲しいな
と話しました。

それは、意見が一致しました。

 


 


 

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2013年1月24日 (木)

知りたがり



 えいっち・お~・だぶりゅう~

はお・はお・HOW

インディアンじゃないんだよ

英語で「どして?」って訊いてんだい!

ケペル先生。こんにちは 

お正月のラヂオに熊倉一雄さんが出演されていました。
ゲゲゲの鬼太郎の歌を唄っておられる方です。

もう、85歳になられるそうですね。

ウチの平凡氏にとっては鞄のなかから飛び出してくる「バ~クバクバクのバクさん」ですが

私にとっては「ケペル先生」です。

何でも考え
なんでも知って

何でもかんでもやってみよう

NHKの子供向け番組で夕方の短い時間だったと思いますが子どもたちに「科学の目」を育てようという意図だったように思います。

子どものころ、このケペル先生が怖くて、怖くて・・
ユーチューブをみてきましたが
やっぱり、怖い

同じように感じていた子どもは多かったようで「怖かった」という記事が結構ありました。

紫陽花の花の色は土の酸性度・アルカリ度によって変わるのです。
なーんてことを、ちゃんと覚えている賢いおたま(当時はこたま)です。

何でも知って

というのは、今の世の中、本当に簡便に知らなくていいようなことまで「知る」ことができます。

ところが

何でも考え、が抜けています。

で、一足飛びになんでもかんでもやってみる

正月早々
知人の家に「大阪の○○署」から電話がありまして
「昨秋、お宅に入った泥棒が捕まりました」とのこと。

31歳・男・・・・名前もちゃんと教えてくれるそうです。
近隣で数件被害にあっているのも同じ犯人らしいの

その手口ですが
Googleのストリートビューで「知って」スライド式の勝手口の家を狙ったものだったそうです。

ストリートビューって、家の造りはもちろん、表札や干してある洗濯物まで映ってるんだってね。

そうそう、
なぜ、ケペル先生を思い出したかというと
なんでも「知ることができる」のは「知られてしまう」ということだし、

簡単に「知って」しまうのは「なんでもかんでも考える」ことを忘れてしまうんだと思ったからです。

見て「知る」ことと
解って「知る」ことは
大違いです。

なんてことを、言いながら

「泥棒」ってなぜ「泥棒」って言うのだろう

って知りたい気持ちが湧いて来たので、

何でもかんでも簡単に・・・

 

教えてgooを見てきますわね。


 


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2013年1月23日 (水)

ステップアップ?



今日のお花
004_copy チューリップ
  /恋の宣言

 

 

 

ドラセナ

 

 

お手洗い・・・って
バレバレですか?
ご無礼致しました。

ここが、我が家で一番涼しおますねん。

今の時期、長持ちしますね、お花。

お正月のお花もまだまだ元気です。

「花の命は結構ながい」
こんなコマーシャルがありましたね。

誰が「花」やねん!ってハナシですが。

Hやんがね(って突然ですけど)
ブログ止めるそうです。

またまたまた・・・と言いたいところだけど
本日の23:59までに更新が無かったら、ホンマに止めたということやね。
スーパーエブリデーやったからね。

ま、あんな男の一人や二人。
・・・・・てなものやけど。

寂しくないけど・・・
なんなん?

仲良しさんが2・3件お気に入りに入っているけど、自分大好き人間だから(あたしの事よ)人様のブログはあまり読まない。

でも、Hやん。
あーた、ランキングに参加してるからインポイントに貢献してあげようと
いっつもそのサイトから入っててんよ!

私にとっては一番最初のココログ仲間でした。

ま。いいけどね。
死ぬわけじゃないから。

ブログ離れの原因の第一位は「スマホ」だわね。
やすきに流れるなブロガーよ!

って、真剣には思っていないけど、言うたった。

自己表現の場をツイッターに移した人、多いです
Facebookやるって、Hやんは言うてます。

どんどん、プライベート化していくねんね。

そんなことないの?
友達の友達は知らない友達かもね。

ストーカー殺人でツイッターやFacebookが使われていた・・ってつい最近のニュースでもあったしね。

きゃー。おばちゃま怖いわ。

あっ。そうや

来月、明星氏がPCを買い換えてくれるらしいので、なんかほら、指でシャーシャーってやるやつ?にしてもらおうかしら・・

 

 

なんてね


 


 

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2013年1月22日 (火)

老人ホーム



今年の初旅・・初吟行は

 有料老人ホーム  でした 

ぷぷ

一年前の秋に句仲間のH子さんが入居された京都の老人ホームで宿泊させてもらい、
1日目は伏見のお稲荷さん
2日目は中書島を起点に酒どころ伏見の町
を散策するという行程です。

まず、H子さんのホームですが、
前回訪問した時に、素晴らしい施設&美味しい食事と言うのは体験済みなのですが、今回はプラス、大浴場に入浴&お泊りというワクワクコースでございます。

老人ホームでワクワク?
これが、結構ワクワクしますねん

ゲストルーム(有料)は男性陣はツインの洋室。女性はみんな一緒に和室を利用しましょう。ということにしたのですが、
その、和室というのが、15畳くらいの洋室(フカフカソファー付き)と和室の二間続きというもので、広々~~~~

句会をするには十分のスペースでした。

老人ホームだからね
行きかうかたがたは、それなりの年齢なのです。
皆さん、穏やかで、ゆったりした雰囲気です。

「とし行ったら、動作がゆったりするんや」
と申しましたら。

イサオちゃんが
「おたまちゃん。それはな・・・
  金持ちケンカせず  っていうねんで」

と教えてくれました。

確かに、この施設はある程度かなりの富裕層が入居されているようです。

カネモチケンカセズ
色々な意味の取り方が有りますが、ここでは
ゆとりのある人はこせこせしない。という意味。

H子さんは水彩画、書道のサークルのほかに週に数回ジムでエアロバイク(!)に乗っているそうです。
H子さん。もうすぐ80歳!!!

プールや卓球・バドミントンのできる体育館もあります。

バドミントンが出来るうちに入居せなアカンなあ・・

400所帯位が入っておられ、うちご夫婦での入居が160組とききました。
H子さんは単身です。
耳が少し遠くて、せっかくお風呂場で親しくなっても補聴器をはずしているので会話が出来ないと言っておられました。

お部屋(家)を行き来するような、お友達が出来た?
と訊ねると
おしゃべりは、サロンとかコミュニケーションルームがあるので、トラブルの原因になるような深いお付き合いは、みなさんされていないということでした。
長い間生きてこられた方の知恵でしょうか。

おしゃべりは沢山できるけど
おたまちゃんたちとするような

 無駄なおしゃべり

ができないのが、ちょっと寂しいということです。

無駄で悪かったわね
他愛の無い話でキャッキャいいながら
老人ホームの夜は更けていくのでございました。

 着ぶくれてどのポケットに切符ある

 鳥居から鳥居へ移り寒鴉

 

1301008_convert_20130122105140_2 こんなところへ、行ってきましたよ。

 

「京都殺人案内」とかには不可欠のロケーションやね。

名取裕子に間違えられそうに・・・・・・・・・・・・ならなかったわ。

当たり前やけど

ご案内は又、後日ね。


 


 

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2013年1月21日 (月)

願い事



われながら驚愕したんやけど・・・

  何の願い事も無いねん!

ほんまに、ビックリやわ。

今年の目標は12個もあるけど
それは「願い事」じゃないのでね。

自分の事しか考えて生きてないのに、
「世界平和」とか・・・
ファンでもないのに
「ターガース優勝」とか・・・

そんなこと、こっから(親指で人差し指の先をはじく)先も考えたことありません。

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だから、願いが叶うか、叶わないかを知る「おもかる石」を持ち上げる以前の問題でありまして、
みんなが「おたまちゃんもやってみ!」というのだけど
「いやや」と言ったら

「腰いわすのが怖いんやろ」

とか言われる覚えはまったくありません。

その言葉はそのまま、あなた方にお返しします

というような、やりとりの京都は伏見稲荷神社からのご報告でした。

願い事ねえ・・・

ほんまに、無いねん・・・



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2013年1月11日 (金)

寒晴



素敵なお天気ね。
「寒晴」っていいますわね。
空気が澄んでいるので空の青が美しい。
頬に当たる風が冷たく、心地いい。
何もかも透明なものに包まれて・・

冬のこんな日が好きです。

 「寒晴や命綱して足場解く」 おたま

明るさの中の緊張感・・なんてね。

へへ。
去年の晩秋やけどねこんな句、作りましてんよ。

「寒晴れやなんでもかでも剪る庭師」おたま

植木屋のおっちゃんったら。
「それ、おいといてね」って言っても切ってしまいはりますねん。
「素人の御託なんぞ聞けるかいっ!」っちゅうかんじやろね。

おかげで、コデマリも雪柳も今年は絶対咲かないと思うわ。ぷんぷん。

でもね、年末に大根と白菜と持ってきてくれはった。
丁度、買いにいくつもりだったので嬉しかった

あまりの喜びように、おっちゃん、白菜も大根も二個ずつ呉れはりました。
たぶん、よそのお家に持っていく算段だったと思うけど・・

「全体重かけ白菜に刃を入るる」おたま

お正月は嬉しいことがふたつ

平凡氏から初めてお年玉をもらいました。
おばあちゃん(母の母)にずっと渡してくれていたのが、今年から(母)に繰り上がった(?)繰り下がったみたい。

仏壇に供えていたけど、さっき中身を見ましてん
キャホ 予想以上に入っとりました。
(いやらしい・・おたまちゃん・・)

くくっ
今からユ○クロに行って大人買いしてやろ~~っと。

あっ!

うれしいことのもうひとつ。

・・・でへっ。それはまたね。

そんなことでした。

ユニクロやったね!じゃ、いってきま~す。

 



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2013年1月 9日 (水)

掛け軸



今日はおたまとしたことがヘタを打ちましたわ

「下手を打つ」って、ひっちゃんが良く使っていたけど、どうせ東映の仁侠映画か何かで覚えてきた言葉だろうと思います。
「ドジを踏む」ってニュアンスですかしらね。

っていま教えてgooで調べたら「囲碁」から出た慣用句だそうです。

まあ、そんなことはどうでもよろしいのですが
とにかく、へたをぶちかましてしまいましたの。

お出掛けから戻ったら
ぬぁんと16:15ではございませんか!

いや~~ん。ばかぁ~~ん。
「相棒」(再)が始まってますやないの。

ま。言うほど「相棒」ファンってこともないのですがね。
いやいやいや。コレだけ熱心に見ていて
ファンではないことはないやろっ!

それに、もうひとつ悲しいことがございました。
お気に入りの某スーパーマーケットオリジナル商品である「冷凍うどん」が無くなっていましてん。
廃番ですねんて!

何でやのん?あんなに美味しかったのに・・。
あたしの「お気に入り」って、なぜか次々に消えていきますねん。
「うどん」も「ブログ」も・・・

これって、マフィーの法則って言うの?
責任者でて来い!

てな、ことをスーパーの店員さんと話をしていて、バスに乗り遅れて仕舞いましてん。
それで、16:15になってしまったのでございます。

これって、あたしのせい?

うどんのせい?

掛け軸についてご質問がございました(約二件)ので補足説明させていただきます。

2011.1.7
(おたまの未亡人日記)よりコピーしてまいりました。

面倒くさかったわ

201101005_copy_convert_201101061128201101006_copy_convert_201101061129201101007_convert_20110106113116_2No1014_copy_convert_20110106171127これらは、ウチの天才・次男坊殿下の小学生の頃の「お書き初め」でございます。

 

「棒」が間違っておりますが笑って許して。

かように「猪木ボンバイエ」は初春にちなんで当然の如くに書かれるものなのでございます。

 

わけわかめ?

そうそう、明日は「たこやき」について書こうと思ってたのに、二年前も↑この次の記事「たこやき」やねん。ははは。

なんだかな。


 


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2013年1月 8日 (火)

本をよむ



昨年の目標を見事!二割四分も達成致しましたので
本年度はかてて加えて
(この「かてて」というのは望ましくない状態のことを言うらしいです。ぷぷ)

12件に増やしましたのよ。

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なかでも今年は、新たに「本を読む」を入れました。
どうよ!出来そうでしょ。

読みたい「候補」はいっぱいありますねんよ。

後は、図書館に行けばいいだけやね。
買わないから。
図書館に無い時は、カウンターのお姉さんに「買って!」といえば意外に素直に買ってくれますねんよ。住民税払ってるからね、それくらいは、おねだりしてもいいと思いますねん。

もしも、貴方が無人島に一冊だけ持っていけるとしたら・・・
というアンケートをやっていました。

「聖書」や「サザエさん全巻」に混ざり堂々のベストテン入りした中に

「邪宗門」高橋和巳著

がありました。
おそらくは、我々世代の支持が多かったのでしょう。
あたくしも若き日に読み、そして何十年も経ってから読み返したことがあります。

どうしようもない現実から希望を見いだすとは・・
組織を作って変事を目指すとは・・

時代に受け入れられた「本」でした。
挫折という痛みを伴って。

一昨日の日曜日。夜10時からEテレで「日本人は何を考えてきたのか」という番組がありました。
その回は「大本教・・民衆は何をもとめたのか」というテーマでした。

NHKスペシャル「香川照之・密着300日」をあきらめて(ウチ、録画機能がありませんねん)それを見ました。

「大本教」・・貧困の中から生まれた民衆宗教のひとつ・・・は「邪宗門」のモデルになったといわれています

JR亀岡駅は今でこそ可愛い駅舎に生まれ変わりましたが、今でも背後には果てしない田が広がり、正面には幼い主人公が見たであろう城の石垣が残っています。

もちろん、実際の大本教の歴史と小説「邪宗門」は全く別のものなのですが、
国家による「弾圧」の考察など大変興味深かったです。

で、再・再度読み返してみようか・・なんてね思っています。
ま、二割四分の達成率やからね
どうなるかわかりません(おおいばり)

 

テレビを見終ったら、11時半やおませんか!

あかんがな。

今年の目標の第一は

 

10:30に寝る  やのに・・・

 


 


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2013年1月 7日 (月)

七日



052_copy_2 今日は七日。
人日とも申します。

 

今日までが「松の内」ということです。

 

 

俳句では一日から七日までがそれぞれ独立した「新年」の季語になっています。

 

 

活気溢れる前日と打って変わる元朝を迎えた一日

張り詰めた一日が終わりふっと気を抜く二日
書初め。読み初め。稽古始。
初売り。初買い。
めでたく一年が始まります。

三日は楽しかった正月がもう終る寂しさ。

そろそろ世間が動き出す四日

正月気分が薄らぐなかにまだ松の内の華やかさが残る五日。六日

そして七日は七草粥です。
お正月のご馳走で疲れた胃にやさしいおもいやり・・
また、贅沢を戒める気分もあったようです。

こんなふうに、正月からを過ごす人々の時間に対する感覚、微妙な気分の移り変わり、外出先などで出会う風景のうつろい・・・

それらを一日・・・・七日と詠み込む。

そんなこと。

そんなこと。

そんなこと。

   ・・・・できまへん

 

考えても見てください。

1月1日午前9時からイオンは開いてる。
初詣に行っても晴れ着のお嬢さんなんていない。
子どものころは日本髪に結ったお姉さんがいたっけ・・・
今ではほとんど、みなさん普段着。

初荷ののぼりなんて、ここ何年もみたことない。
まして自家用車に輪飾りをつけているってめったにお目にかからない。
それどころか、玄関の注連縄だって玄関リースに取って代わる。
むしろ、やってないところが多い。

お正月だから、ご馳走を食べ
お正月だから、新しい服を下ろして貰う

わざわざ、そうしなくても、いつでもご馳走をたべ、きれいな服を着られる日本になった。

豊かに。そしてつまらなくなったね。

 

 「庭に来る目白眺めゐて三日」 
  (ニワニクルメジロナガメイテミッカ)

 


 


 

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2013年1月 6日 (日)

お正月



新年明けましておめでとうございます

とっくに明けてまんがな!

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いえいえ、家政婦おたまにとりましては、やっとやっとの「新玉」の年の始めでございますぅうううううう(涙)

そうそう、なぜ「あらたま」っていうか知ってはります?

あ~~らっ。おたまちゃん~~・・・
と違いまっせ。

タマとは魂(コン)
すなはちタマシイ(イノチ)を新たにする。(改める)
ということなのでございますよ。
だから猫も杓子も・・ついでに貴方様も、お正月をもって生まれ変わるということなのでございます。

ただし、お正月とはモノゴトの初め。
年の初めてのの日(お月様が満ち始める日)をいうのでありますから
お宅のトイレのカレンダーでは、え~~っと

いつになるんかいなぁ・・

 

二月十日

 

そうそう、この日が本当のお正月なのです。
ご安心下さい。
皆さま、まだ年を取ってはおりませぬぞ。

おたまね、暦を陰暦に変える(戻す)法案を提出してくれる国会議員を探してますねん。
田畑・山林を売ってでも(持ってないけど)その方を応援したい。

だいたいやね、365日を12で割るような無茶なことしたらあかんわ。
わたしらお天道様(=お月様)に生かされてるんやで!
自然の摂理に従って生きな、あかんのと違いますか。
この国の人はいつから「四季」を大事にしなくなったんやろ。

誰や!そこで炬燵に入ってアイスクリーム食べてるのは!

ぜーぜーぜー

もうええっ!

誰も、この話聞く気がないんやねっ。

わかった・・・・。

 

せめて、せめて、あたいだけは
二月二十日に雑煮食って、お屠蘇で酔っ払って初詣に行っちゃるけん。

しかしやね
ちょっと待ってモーメントプリーズ。

 

息子一家がまた「年末や~~正月や~~」と押し寄せてきたら・・

もういっぺん地獄を見なきゃならん。ということですな。

それは、あかんわ。

 

魂(タマ)を改める前に、(おたま)がボロボロ・・。

 

 


 


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