« いっぽんの木 | トップページ | 無いものねだり »

2012年7月 4日 (水)

星に願いを



七夕様の短冊に

 「ポックリ」

と書いた、おたまです。おはようございます。

 

やさしいヨメが「おお。それはいけません」と申しましたが、目は笑っているのを見逃しませんでしたキラリ

人はなぜ、死にざまなんか気にするのでしょう。
しかしながらあたくし、ポックリと書いたもののホンマのところ、さほど考えていないのです。
むしろ暴れたおして死んでやろうと思っています。うふ。

で、七夕様といえば
♪笹の葉さ~らさら のきばに揺れる♪

なんて、歌を、あどけなさなんて一億光年の彼方に置いてきたような、皆さまでも一度は歌われたことがおありでしょう。

軒端(のきば)なんて、ほとんど使わないですね。
子どもの歌でも、子どもにおもねることなくキチンとした言葉を使っていたのですね。

こどもにすれば、たまったものではありません。
牧場なら、かろうじてわかるものの、軒端ですからね。

ウチの息子は
♪笹の葉さ~らさら ぼきばにぶれる
と歌っていました。すばらしい耳です
♪おっほしさ~ま きいらきら キンキンブラボー

そういえば、

うさぎ美味しいあの山・・って思っていませんでしたか
ひいじいさんに連れられて行っちゃった・・って。

♪みんな かわい ことりになって

「ことり」って「小さなバード」と知ったのは結構後からでして
「ことり」といえば
暗くなるまで表で遊んでたらさらわれて酢を飲まされてサーカスに売られる

と、散々脅された「子盗り」でした。

だから、「ことり」とお手手つないで靴を鳴らす人の気がしれませんでした。

「耳から覚える」と言うのは、しかしながら、理屈じゃないから、しっかり身につくものなのです。

って、スピードラーニングの石川遼選手も言っています。

意味も分からず聞き覚えた英語の歌なんて、大きくなって検証したら、なかなかの「発音」しています。

ああい じゅりいみん おば わ~い くりすま
I'm dreaming of a white Christmas

ですから・・

さすが、耳が発達しすぎて、耳年増になった、
ちょっとしたエピソードでした。

 

 「無理難題吊るし七夕竹重し」 おたま
(むりなんだいつるしたなばたたけおもし)

 

陰暦七月七日は今の八月七日頃にあたり、「七夕」は「秋の季語」に分類されます。

 


 


 

| |

« いっぽんの木 | トップページ | 無いものねだり »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

できることなら、七夕は旧暦でやってほしいです
老人施設の短冊は「歩けるようになりたい」「元気で過ごしたい」と前向き。
「早くお爺さんの所へ行きたい」とか「苦しまずに逝けますように」なんて1枚もない。
子どもの頃、夕食に酢の物が出ると
「いよいよ売られちゃうんだー」って思ってました。

投稿: ばんび | 2012年7月 4日 (水) 09時11分

おたまさんのブログは勉強になります。
そういえば軒端なんて歌以外に使ったことはなかったです。
「星に願いを」ハンドベルで練習中です。
上手になっておたま一座の世界巡業に参加したいです。

投稿: スマイル | 2012年7月 4日 (水) 10時21分

おたまちゃん
子供のころの歌もそうだけど、ラテンがおおはやりだったころ、やはりカタカナで覚えたよね、
ベサメムーチョとか、キサスキサスとか。
あれって、こっちに来てから、ヘー、こういう意味だったんだ~~って。

ことリー子盗り・・私たちは「人さらい」と言いましたが、お酢飲まされて、ってのは同じです。
暗くなったら、すぐ帰ったよね。あのころは怖いものがいっぱいあったね。

投稿: こく | 2012年7月 4日 (水) 21時17分

私も子盗りが夢見る頃て、えらい遅い時間やなあと思ってました。

投稿: youko | 2012年7月 4日 (水) 21時52分

ばんびさん
農耕民族は月の運行で生きなきゃね(笑)
太陽暦だと、全く意味をなさなくなる行事って多いと思います。

スマイルさん
いやいやいや。べんきょーにはならんでしょ。
ハンドベルは劇団にとって、唯一の清涼剤です。がんばっておくように。

こくちゃん
きゃっ。おたまも、「ベサメムーチョ」とか「或る恋の物語」とか「カタカナ」で歌える!今歌ったもん。
もちろん、出だしだけ・・
子どもって耳が良かったのね。
ね。ね。ベサメムーチョって「もっとキッスを」なの?きゃ。大声でうたってたわ。

「酢」は怖かった...
安寿と厨子王の話も怖かった・・
今は、怖いものなんか・・・「鏡」以外思い当たらない。

youkoさん
やっぱり、「ことり」は関西だけかなあ。
母が大阪の人間だったので「ことり」ってきかされたけど、周囲(博多)は使っていなかったような気がします。
大人になって、藤森の駅前に木下サーカスが来た時ほんま、どきどきしました。

投稿: おたま | 2012年7月 5日 (木) 08時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 星に願いを:

« いっぽんの木 | トップページ | 無いものねだり »