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2011年7月22日 (金)

OSダンボ様



ダンボ様

もうじき、奥様女王陛下の一周忌ですね。

この一年のことを、心からの尊敬をもって一言、二言、三言、申し上げたいのですが、

わけのわからんことに、コメント欄を閉じておられるので、シャー無い。自分のブログに書きます。

ダンボさんが、私のブログに来て下さったのは、週刊朝日のあるコラムに、この「おたまの未亡人日記」のことが載ったことからでしたね。
(記事にしてくださったライターさんに、いまだに饅頭を持って行ってないわ)

その頃、ダンボさんは献身的な介護の真っ最中でした。
奥様に遠隔操作されるのを嬉々として記事になさっていました。(あれっ?違ったかしら・・)
奥様がどんなに太陽のような存在であったか、最愛のお連れ合いであるかは文面に溢れていました。

少しずつ覚悟はなさっていかれたのでしょうが

目の前に突きつけられた「永訣」という事実は、動かしようの無い現実なのですね。
「現実は受け入れたモン勝ちや」ということをおたまは知っています
そしてそれは、決して「別れ」ではないことも・・・

(別れではない)ことを知るには少しずつ少しずつ時間をかけなければならないことも。

車のエンジンをかけたとたん、奥様との思い出がよみがえり胸をつかれたということを、書いていらっしゃいました。
人と死に別れることは、その瞬間から、その人との思い出を作れなくなるということです。

この一年。たぶんダンボさんは、
「去年の今頃は・・」こうだった。「去年の今日は・・」こんなことがあったと、なぞっていらっしゃったでしょう。

そうなのです。すべて過ぎたことです。
ここから先は、
もう、最愛の人との思い出を作ることはできません。

でも、今、私は思うのですよ。

思い出はもう作らなくてもいい。
だって、記憶がいっぱいあるから・・って。

よくぞ、夫はあんな素敵な言葉を残してくれた。
あんなにやさしくしてくれた・・・って。

この一年間、ダンボさんのブログをずっと読ませていただき、本当によく頑張られたと、心から拍手をお送りしたいと思います。

連れ合いを失くすということは、自分の暮らしが消えるということだと思います。

他愛ない話をしてごはんを食べていた。テレビをみて笑いあった。
そんな暮らしが夢幻のように消え去るのです。

新しく、自分の暮らしを構築してゆく。そのためには前を向くっきゃないでしょう。

ダンボさんは、奥様をなくされた直後、「必ずここ(ブログ)に戻ります」とおっしゃいました。それは、「生きるぞ!」宣言と受け取りました。自分の暮らしを構築していく決意表明のようでした。

奥様は、いつもいつもいつも、そばにいらっしゃると思います。
この一年の頑張りに大きなハナマルをくださると思います。

私は、たぶんダンボさんの二周り近い年下です。
めっちゃ。上から目線の失礼の数々を書かせていただきました。

・・・シングルの先輩ですからお許し下さい。

人は色々な思いを抱えて生きています。

悲しいことは悲しいままに嬉しいことは嬉しいままに全うしなさい。
私はそう、教えられました。

ダンボさんを愛するご家族のために、特に四女のために、ご自愛ください。
そして、多くの応援メンバーの中におたまも入れてやってください。ちょっと、小うるさいけど。

 


 


 

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コメント

カムサハムニダ メルシー ムーチョスグラシャス サンキュウ 謝々グラッチェ テレマカシィ
ダンボ爺に大切なブログの一日を割いていただきありがとうございました。
おたまさんの励まし嬉しい限りです。
ダンボ応援団若頭(勝手に)一同を代表いたしまして暑く熱く御礼もうしあげます。
こう見えましても非力でか弱いおとなしい私は、ダンボ爺の羅針盤無くては今だ進めません。
へこたれられては、困るのです。(私もマイロも)
しおたれたらHB1*1と添え木を当ててもシャンとして貰わんならんのです。
目から鼻へ抜けるもんも三千里探さなあかんのです。(マルコか?)
これからもピリ辛、シングル先輩、スカイツリー目線でヨロピクおねがいします。 
ダンボ応援団 筆頭若頭おたまさまへ            youko
 

投稿: youko | 2011年7月25日 (月) 18時24分

youkoさん
師と呼べる人を持てることは、幸せなことだとおもいます。
それと、HB1*1の会社が人間向けに「ワスレヘン」という栄養食品を出してるの知ってはりますか?
ヒトにも効くんやろか?
ヒト向けやっちゅうねん!と町内で話題独占中です。

投稿: おたま | 2011年7月25日 (月) 22時16分

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