自句自解353 真中に梅干ひとつ・・
真中に梅干ひとつ原爆忌
(まんなかにうめぼしひとつ げんばくき)2019・8月
暦の上での「立秋」は8月7日ごろです。(今年は8月7日)
奥様もご存じの通り、原爆の投下は
ヒロシマが8月6日。
ナガサキが8月9日
(カタカナで表記をしたのは世界におけるヒロシマ・ナガサキという意味です⇐何言うてるかわからん?)
そうです!奥様。二つの悲劇は立秋をまたいでいるのですね。
ですので原爆忌は夏の季語であり秋の季語でもあります。
そこで、広島忌と使えば(晩夏)長崎忌は(初秋)の季語ということになります。
・・・
今、やってますね。花の都パリでオリンピック
やはり観客があるのはいいです。開会式の演出も色々な意見があるでしょうが私はよかったと思います。
しゃーけど(そやけど・それにしても)あの時、東京でムリクリやらんでも良かったんや・・ないですか?
な~も印象に残っていない。
利権がらみで悪いことした人の話?くらい。
今更やけど、真矢みきさん中途半端な演出に引っ張り出されて気の毒やった。
お客さん一人もおらへんのにワッショイワッショイ・・って。
ま。その話しは置いといて。
あーた、いつの時代の人と言いたくなるのが各放送局から現地へ派遣されたリポーターのお姉さん。
「日本のメダル獲得数」「国を背負った選手たち」とか「国民の期待を一身に」とかまだ言うてます。
そのダサさに気づこうよ。戦意高揚にオリンピックや日の丸が利用された時代か?今。
愛国心とナショナリズムは諸刃の剣であることに「懲り懲り」という意味を込めて敏感でありたいと思います。
あら。ワタクシ言葉が過ぎます?
これでも、ブログやから押さえてますねん。
日章旗の白地に「檄」を書き込んでも、ただ静かに「ダサッ」とつぶやくだけです。アタクシ。
ハーケンクロイツは公共の場で掲揚されることは決してないのに、なんら粛清(反省)をされなかった日の丸は無邪気にパリの競技場で振られているのです。
血塗られた日の丸。私はそう思っています。この美しいデザインを汚してしまった国民のひとりとして。
てなことを書くと「ダサッ」という声が聞こえてくるわ
ほっといてくれる?
本日は日の丸弁当の句でしたっ!!
梅干しなめよ~~~っと。
ほな。
≪九十歳のラブレター/加藤秀俊著(新潮社)≫読了
社会学者が綴る、7歳の小学校入学の出会いから共に生きた愛妻との日々
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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