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2024年4月12日 (金)

自句自解300 咬み合はぬ話・・



  

    咬み合はぬ話の続く藤の昼
(かみあわぬはなしのつづく ふじのひる)2022・4月

 

山にポツンポツンとピンクに点っていた桜が終われば
次は藤の花です。
藤は桜より低い位置で見られます。
「こんなところに藤があったのか・・」と毎年この時期になると驚かされます
丁寧に仕立てられた藤棚も見事ですが山藤の美しさは格別です。
大木に絡まって濃紫の藤がシャワーのように覆いかぶさって見えます。

 

上の句は「山藤」ではなく、藤で有名な兵庫県の白毫寺というお寺で作ったものです。
明星氏がお洒落なハンチングをかぶっていたのを覚えています
かなり昔のことです。
俳句はどこかの引き出しにしまっておいたものを後から取り出して作ることもあります。

見事な藤棚の下に休憩のためのテーブルと椅子が用意されていました
みなさん、藤を眺めながらゆったりとおしゃべり。
観光客というよりご近所のお年寄りが出て来られたと言う感じでした。

 

先日(幻の)マグロ解体ショーに行った先輩からラインが来ました。
「あのとき、話していたインド人のやってるカレーの店ね西北(ニシキタ)やったわ(西宮北口にて営業しているの意)」

・・・・・
あたし、インド人のカレー屋の話なんかした覚えも聞いた覚えもないんです。
LINEは続きます
「おたまちゃんの好きな味やとおもうわ。今度案内するね」

先輩はアタシの味覚のナニを知っているのだろう。
ニシキタ・・・そんなところまで手を広げてるんや・・

あの日花の下で我々は「咬み合わない話」を延々としてたんやろうな。

 

季語・(晩春)

 

 

 

ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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