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2024年2月 4日 (日)

自句自解262 凍つる夜や・・



  

   凍つる夜や逆縁の訃をつげられし
(いつるよや ぎゃくえんのふをつげられし)2008・1月

 

「俳句は日記」と教わり、自身もそのような気持ちで作っていますが
この句など、しみじみと「あの日」を振り返ることができます。

2008年。もう16年前
ということは、今年17回忌かあ・・

今、95歳のお三味線の師匠はもうすぐ傘寿やったんや・・
還暦近くになった息子さんの突然の死去。

先生、どんな気持ちだったんだろ。
とても落ち着いて、すべてを受け入れておられるように見えました。
心中はお察しするほかはないけど・・
取り乱すことのない姿は立派でした。

季語・(いて)三冬

 

年末に師匠宅へ行くと兄弟で庭木の手入れをされていた。
明るく挨拶を交わした2週間ほど後のことでした。

  急逝や羽子板飾りそのままに

 

Kosi011_convert_20110114190914

 

まだ、松の内だったと記憶しています。
よそ事だから、こうして俳句に残せるのかなあ・・

 

ほな。


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こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

 

 

 

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コメント

逆縁の葬儀ほど辛いものはないですね。両親は戦争中幼子を病で次々に亡くしました、最後は年頃の自慢の娘まで。娘の私から見ても苦難の人生でした。知り合いのおばあ様、若い時に未亡人になりたった一人のお孫さんを亡くし還暦過ぎた一人息子さん、お嫁さんと次々に。ご長寿でしたが4人のお葬式を出すために生かされたれたのかしらという言葉が悲しかったです。

投稿: パコ | 2024年2月 5日 (月) 00時03分

★パコちゃんへ
物事は順番どおりにはいきませんね。
おだやかで、あたたかで、面倒見のいい私の師匠ですが、芯の強さや物事に対する考え方など
学ぶことが多いです。
でも、順風満帆の人生がなによりですよねえ・・
順風満帆と行かなくても、辛いことは少ないほうがいいですね。

投稿: おたま | 2024年2月 5日 (月) 13時55分

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