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2024年2月

2024年2月15日 (木)

自句自解273 たんぽぽを見つけし・・



 

   たんぽぽを見つけし声の高かりし
(たんぽぽをみつけしこえの たかかりし)2014・2月 

 

俳句する人って何にでも嬉しがる。面白がる。
特に季節を先駆けるものに弱い

理科の時間に「今日は春を見つけにいきませう」と学校周辺を探検するに小学一年生みたいにワクワクする。
でも、都会の子ってなにをみつけるんだろう。
蕗の薹(とう)や土筆(つくし)やレンゲソウははないだろうし・・
たんぽぽなら見つかるかもしれないね。
春を真っ先に教えてくれるのは青いオオイヌノフグリだと教わったけど
黄色も負けてはいません。たんぽぽ・レンギョウ・マンサク・サンシュ・・

希少と言われるニホンタンポポだけど、我が家周辺ではけっこうみかけます。
これからの季節、野原にも街角にも家のプランターにも色とりどりの花が咲きだす。
奥様!明るい季節を楽しんで下さいね。

 

季語・蒲公英(たんぽぽ)三春

原句は「たんぽぽを見つけし声の大きかり」だった。
当時の掲載誌では添削が入っていた。
「大きい」より「高い」ほうが 嬉しさが増すのか
見つけしの「し」に時制を合わせて「高かりし」にされたのか
先生の意図は推し量るしかないが勉強になった。

(「し」は、過去の助動詞「き」の連体形で、句の意味は「たんぽぽを見つけときの声がおおきかった」となります。添削前の「し」の使い方は軽いキレのつもりです。文法的には誤用かもしれませんが、そんな使い方の「し」も指導者によっては容認されています)⇐興味ないよね、奥様。

 

 

次回3月1日更新予定です

ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋



 

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2024年2月14日 (水)

自句自解272 神官の作る・・



    

    神官の作る箒目冴返る
(しんかんのつくるほうきめ さえかえる)2015・2月

 

椿の花を見に近くのお宮へ行ったときの句です。
もうね、神社仏閣へ行って俳句作るなんて時代遅れ?やと思うけど
「今度どこにする?」と吟行先がなかなか決まらない時は、結局近場のお宮さんになります。
何かのお花は何時も咲いてるし、小鳥が来ていたりする。
なによりも清々しいでしょ。
穢れ切っているうちらは、こうやってたまにお宮さんで浄化してもらいますねん。

ここ(ブログ)によく登場するガチャピン(近所友)は実家がお宮さんで、
子どもの頃何が嫌かと言えば「落ち葉掃き」だったそうです。
掃いても掃いても際限なく木の葉が降って来る。
学校へ行く前と下校後すぐのルーティンワーク
今みたいにブルルル~ってブロワバキュームみたいなもの無いですからね。
奥様、ブロワバキュームご存じ?京唄子のような(今どきこんな事言ってたらルッキズムで叩かれるわ)掃除機の吸い口みたいなやつですわ。
あれはお宮の境内とか寺院の庭を管理する方にとって画期的なものじゃないかな。

先日テレビで「日本庭園」の番組やってはった
島根の足立美術館と京都の桂離宮でお仕事されてる庭師さんの仕事ぶりを撮ってはった。
日本庭園は海外でも注目されていて
アメリカのオレゴン州やったかな(うろおぼえ)の刑務所では、囚人さんが庭に箒目を入れてはりました。
更生プログラムの一つだそうです。
そうなんや・・・

 

季語・冴返る(初春)
冴える(冴ゆ)という言葉は透明感を感じさせます。淡い光ではなくクリスタルな輝き
太鼓の響きではなく4096Hzのヒーリング音叉・・
冷っとした厳しい感覚。
冴返るは春の初め、温かくなりかけた頃に再びぶり返す寒さの事を言います
その寒さは「冷え」を伴い、春が来る喜びよりも再び寒さに引き戻される感じです。

神官が丁寧に作る箒目はできた直後からしっかり立ち上がり凍てているのかと思うほどです。

 

ほな。


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2024年2月13日 (火)

自句自解271 冬の日や母の・・・



   

    冬の日や母の味噌汁具沢山
(ふゆのひや ははのみそしるぐだくさん)2015・2月

 


次男は学生生活の数年、一人暮らしの母の住む私の実家に下宿したことがある。
母は片手で持てないくらいの大きな清水焼のごはん茶碗と若狭塗の箸を孫のために準備した。

「おばあちゃんのお味噌汁、美味しいねん。
具がな、最低7種類は入ってるな」

元々、料理はマメにする母だったが、可愛い孫のために料理本を買った。
東京農大の栄養学科で民間食養法を研究する先生の本で
やたら、「安全・健康」伝統的な民間食が一番!みたいなことが書いてあり
粗食のすすめ!!
基本一汁一菜で十分。体が欲しがるもの。体が食べたいものをと提唱されていた。

ある日、実家に行くと、息子はどんぶり鉢みたいなお椀にてんこ盛りの味噌汁で食事中だった。
その、お椀。顔が洗えそうやな・・と言った記憶がある

 

美味しいモノって、その時に体が食べたがってるモノやねん
いっぱしの事をいいながら
今でも、一口ずつ味わって食べるふうの息子は、あの時の影響強くうけてるな。

     Kosi_012

季語・冬の日(三冬)

冬の日の「日」はDay をさすこともあるが
俳句では  Sunshineをさすことが多い。
冬の一日といえば時間が長くなる。俳句は「一瞬を切り取る」ものなので
そうなんだろうな・・と思っている。

 

ほな。


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2024年2月12日 (月)

自句自解270 テレビより・・



  

   テレビより被災地特集味噌を搗く
(てれびよりひさいちとくしゅう みそをつく)2016・2月

 

季語・味噌搗・みそつき(三冬)
アタクシの周辺で自家製味噌を作っている人は多い
この寒い時期に一年分の味噌を準備する。
一人暮らしになってしまったわが家では750gのパックでさえ一生懸命に消費するという感じなので、「味噌搗き」からは縁遠くなってしまった。

「味噌搗くからおいで~」と俳句仲間に呼ばれる。
味噌搗きは冬の季語。今月はこれを詠んで「吟行がわり」としませう。ということです。
わいわい、がやがやと味噌搗きが始まる。
お昼には持参のおむすびに、自家製味噌の味噌汁をおよばれ。

ストーブの上に大きなお鍋。部屋中に大豆の香り
2011・3・11 からもうすぐ5年。
テレビからは東日本の方々のがんばりが放映されていた。

 

テレビ・新聞・ニュース・映像 そこからいい俳句は生まれませんよ。と藤田湘子の入門書にある。
私もそう思う。なぜなら「じかに触れた」「発見や感動」は望めないから。
だからと言って、某テレビ局の「写真を見て作る俳句」を否定するわけではないけど、自分には作れないなと思う。
俳句って自己表現だから、そこに自分を震わせる何かがないとできないんじゃないかなあと思う。
借りものではない直接に響くなにかが・・
偉そうに申しましたm(__)m

 

味噌汁を作ってくれたS子さんも、蒸した大豆のお鍋を持ってウロウロしていたタダシさんも、今はもういない。
皆の楽しそうな声、豆を打ち付ける音、訳もなくはしゃぐクウ(愛犬)湯気で曇るガラス戸、テレビの特集に暫し手を止める仲間たち。
みんな、「じかに触れた」体験として残っている。

ほな。


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2024年2月11日 (日)

自句自解269 早春や子の・・



 

   早春や子の耳打ちの洩れてゐる
(そうしゅんや このみみうちのもれている)2022・2月  

 

季語・早春(初春)
女児といふものは、おしゃまで早熟だ
どこで覚えてきたのか、耳元に口を近づけ内緒話をする

内容は株価の急騰とか高齢者が子育て支援金を負担する制度の概要とかではない。
そもそもやね、国の少子化対策をウチラ年寄りあてにされてもかなわんわ。
どんだけ真面目に税金払ってる?っちゅうねん。
もっと、頭使うて税金回して欲しいわ。

はなしが逸れた。

 

 

先般、電車で隣のT子さんがあたしに聞く
「みんな、耳から何出してはるの?うどんの切れっ端みたいなの」
「ああ。あれ?イヤホンやわ」
T子さんより若干若いアタクシが答える
「線。ついてないで」
「うん、それも言うなら線やのうて、ケーブル。今はワイヤレスやね」
知ったかぶりして答えたがそれ以上の事を聞かれても困る。

「みんな、何聞いてはるの?」
乗客の、みんながみんなイヤホンであります。
「さあ・・・」
昔は電車で耳にイヤホン挟んでるのは株式市況か競馬中継きいてるおっちゃんだけやったもの。

そういえば、イヤホンから漏れる音が雑音(騒音)公害のように言われたこともありました。
今のうどんの切れっ端は性能がよろしいんやね。

聞き耳を立てたけどきこえません。
歳のせい?そうかもね。

ほな。


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2024年2月10日 (土)

自句自解268 改札口に・・



   

     改札口に城のジオラマ梅日和
(かいさつぐちにしろのじおらま うめびより)2017・2月

 

先日、大阪城の梅林で吟行をしました。
最寄りの改札口を出ると、大阪城公園が一変しているので驚きました。
先回、我々が春の嵐の中、飛び込んだ喫茶店は跡形もなく取り壊されており、
駅から梅林へはカフェやレストランの並ぶ小さなストリートができていました。

先回って何時やったっけ?
記録係のアイちゃんによれば2017年。実に7年ぶりの大阪城です。
上の句にある、城の「ジオラマ」もありませんでした。

 

大阪城ホールを取り巻いて若者たちの長蛇の列
韓国アイドルグループのCD販売に並んでいるそうです。
遠方からも来ているのでしょう。キャリーケースの人も多い。

ここが最後尾です。という看板を持つお兄さんに、アイドルの名前を教えてらったけど、忘れました。
はなから、覚える気もないのに聞く方も聞く方です。
感激したのはこのお兄さんの「感じエエこと 
うっすらとリップを塗っています。ファンデーションも塗ってるのかもしれん。毛穴がないのです
その感じエエのが感じよく、優しい口調で教えてくれたのに、しかも微笑みをくれたのに(もちろん微笑み返しをしました)
アイドルの名前ちゃんと聞いてへんかった。きいたけど忘れた。

次に入ったパスタ屋のお兄さんも「お飲み物はこの点線の中から選んでください」と優しく言ったあと、羊羹みたいなもんを一切れくれた。
「これなんですのん?」と問えば、
「メニューが出来上がったらベルが鳴りますので取りに来て下さい」
「へ~~~」という私に優しく微笑みながらおっしゃる(微笑み返しその2)
心の中では「客が取りに行くんかい!」とののしる

帰りに寄ったカフェのお兄さん・・・もうええな。同じく感じ良かった(微笑みも返しておいた)
店のドアを押して「お気をつけて・・」と見送ってくれる

とにかく、今の若い男の子はみんな可愛くて、ソフトで優しい。
今、戦争始まったら日本負けるな。と思う。
この子らのためにも我々ジジババは戦争を起こしてはならないのです(キリッ)

 

帰りの電車でメンバー異口同音に
「今日は若者を仰山見たなあ・・・」
「〇〇(当地)には、あんだけ仰山若い人おらへんな」
「良かった良かった」

 

ちょっと~~。お宅らあ・・
俳句は???
梅はどないなりましたんや。梅は・・・

 

ほな。


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2024年2月 9日 (金)

自句自解267 音ほどに高く・・



   

    音ほどに高く上がらず紙風船
(おとほどにたかくあがらず かみふうせん)2018 ・4月

 

昨日の置き薬屋さんの話の続きです
おじさんは、小さな子(こたま)に紙風船を呉れる。
これは、大きくなって色んな人に聞くけど、やはり、みんな紙風船だったみたい。
おまけ。というかお土産です。

何回かつくとすぐに飽きて何処かに失くしてしまう
でも、風船をついたときの重さの記憶はいつまでも残っています。
ボテッって音がする。

昔の記憶ってなんか哀しい。

 

季語・風船(三春)

その昔、薬を包む薄い紙で作ったのかな紙風船。

「大丸デパート」とか書いてあるゴム風船。街角で貰うと嬉しかった。
夜、蒲団の中から見上げた、天井のの隅っこに黄色い風船。
ウィーンフィルのコンサートで揺れる風船も
校庭からとばした種を括りつけた風船も

みんなみんな 春の季語です。

昔、風船爆弾を作ってた話も聞いたことあります。
コンニャク玉で作った糊を使ったって!
ゆらゆら揺れて太平洋を越えたのかしら
風船ってやっぱり哀しいわ

 

ほな。


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2024年2月 8日 (木)

自句自解266 箱背負ひ・・



   

    箱背負ひ薬屋来たる桃の花
(はこせおいくすりやきたる もものはな)2021年・2月

 

昨日の「家庭常備薬」の話から・・
子どもの頃、不思議で謎めいて魅力的だった人が「置き薬のおじさん」
あと、反物を背にやって来る呉服屋さんとか、小学校で公演する人形劇団の人とかもその括りにはいるけど
やはりダントツにそそられたのは「置き薬のおじさん」
何処からやって来るのやら・・
突然、霧もしくは陽炎(カゲロウ)の中から現れる。
「スグナオール」とか「ムシコロリ」とかベタなネーミングの白い粉が赤いセロファン紙に三角に畳まれてあったりする。
いつも茶箪笥の上にある 20×25×10 くらいの引き出し式の箱(箪笥のカンのような持ち手がついている)
それをば、恭しく差し出すと、玄関先にすわったおじさんは手際よく点検して薬を入れ替えた。
そろばんをパチパチはじいてお勘定。

「エッチュウからきてはるねん」と聞いた。
エッチュウが越中富山の事だと知ったのは少し大きくなってからでした。

アタシの記憶では前の東京オリンピックの頃まで来てはったんじゃないかな。
今でも、たま~に。たま~に、「置き薬」の白いバンが走っているのを見ることがあるけれど
大坂ナンバーだわ。
もう、四角い風呂敷包みを背負った人なんかどこにもいない。
風車の弥七くらいのもんや。それも出演者がほとんど亡くなっているTVドラマの再放送でや!

 

あのおじさんはカゲロウの中を、どこに帰って行ったんだろう
やってくるのはいつも桃の花の季節だったような気がする。

 

ほな。


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2024年2月 7日 (水)

自句自解265 春寒の膝に・・



  

   春寒の膝に零るる正露丸
(はるさむの ひざにこぼるるせいろがん)2021・2月

 

昨日に続き商品名です。
ラッパのマークの正露丸。
100年以上前からご家庭(5歳以上)のみなさまに使用されている常備薬です。
と。大幸薬品の説明書にあります。
ご家庭のお馴染み中のお馴染みの薬。
あの小瓶。オレンジ色のふたを開けたときの匂い。真っ黒な小さな小粒がちょっと湿っていて柔らかい。

ガチャピン(近所友)は変な人で(おまえが言うな)
香水よりも正露丸の香りが好きでハンカチに何粒か包んでバッグに入れています。
時々、カバンに顔突っ込んでうっとりしています(若者言葉でこういうのをヤバイというのでしょうか)

外箱をじっくりと見ますれば、ラッパのマークは間違いないけど
なんか・・髭の兵隊さんみたいなおっちゃんがラッパふいてませんでした?
四面と蓋と底、ひっくり返したけどおっちゃんは居なかった。
勘違いかな。

 

季語・春寒(初春)
暦の上では春になった。この二三日、それらしい日がつづいたのに今日はやっぱり肌寒い。
お腹の調子がいまひとつ(拾い食いしてません!)せーろがんでものんでおこうかな。
かじかむ手で蓋をとると、ああ懐かしい匂い。
3粒だけ出すつもりだったのに、瓶を揺すったらありゃりゃ。膝にこぼれちゃった。
なんか、少し情けなくて可笑しい。 てな句意です。

 

ほな。


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2024年2月 5日 (月)

自句自解263 赤糸のまじる・・



 

   赤糸のまじる塵籠春炬燵
(あかいとのまじるちりかご はるこたつ)2002・2月

 

ついに、春がやってきました!
春は心浮きたつ。でも体重い。餅食べ過ぎた。
春は明るい。陽の光。紫外線怖い。女の敵。
I沢さん(仮名)って物事なんでもネガティブに捉えはるねん(ここで悪口書いとこ)
あたしは貴女を人生のお手本にしたくないわ。とはっきり言うてやりました。
むこうも「のぞむところだ」と思ってるとおもう。
いいでしょう。いつでもかかって来てください!
春はいいねえ。闘争心がみなぎるわ~

立春過ぎても出ているこたつ。春炬燵
傍にチリ籠置いています。

チリ籠の「ちり」ってホコリの事かな。
じゃあ、チリ紙の「ちり」って何の事だろ。
今のお子に「ちり紙」って言っても通じないからまあ、いいか。
それが、炬燵の横にあるわけです。
作りそこないの俳句。丸めてポイ。
ラジオから流れたお料理。メモしたけどポイ。
どうせ作らないから・・


まだまだ、寒い日もありますからね。
かと言って、すっぽりと収まってニャンコみたいになっているわけではない。
my hobby room
一人暮らしやからねえ。部屋使い放題ですわ。
歌舞伎の雑誌ならべて、コンポ置いて、ミシン出して、キーボード立てかけて、俳句の本めくって

2002年。何を縫っていたのかしら・・
塵籠の中に赤い糸。あったのね。

季語・春炬燵(三春)

22年前の句だけど、「交じる」「混じる」「雑じる」が分からなくて
平仮名にした。
そしたら、「まじる」と「まざる」がわからなくて・・
ま。いいかと出した記憶が蘇りました。

 

ほな。


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2024年2月 4日 (日)

自句自解262 凍つる夜や・・



  

   凍つる夜や逆縁の訃をつげられし
(いつるよや ぎゃくえんのふをつげられし)2008・1月

 

「俳句は日記」と教わり、自身もそのような気持ちで作っていますが
この句など、しみじみと「あの日」を振り返ることができます。

2008年。もう16年前
ということは、今年17回忌かあ・・

今、95歳のお三味線の師匠はもうすぐ傘寿やったんや・・
還暦近くになった息子さんの突然の死去。

先生、どんな気持ちだったんだろ。
とても落ち着いて、すべてを受け入れておられるように見えました。
心中はお察しするほかはないけど・・
取り乱すことのない姿は立派でした。

季語・(いて)三冬

 

年末に師匠宅へ行くと兄弟で庭木の手入れをされていた。
明るく挨拶を交わした2週間ほど後のことでした。

  急逝や羽子板飾りそのままに

 

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まだ、松の内だったと記憶しています。
よそ事だから、こうして俳句に残せるのかなあ・・

 

ほな。


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2024年2月 3日 (土)

自句自解261 寒風や耳尖り・・



 

    寒風や耳尖りたる犬連れて
(かんぷうや みみとがりたるいぬつれて)2014・2月

 

季語・寒風(三冬)
冬に吹く風にもいろいろな言い方があり
からっ風。北風。木枯らし。寒風・・六甲おろしも冬の風やなあ・・
(やなあ・・ 同意を求める接尾語。ですね。
やねえ・・より滋味がある≪個人的見解≫
やなあ・・の後に奥様!(誰やねん)が隠れている)

と、今日もしょうもないこと書いてます。

「北風吹き抜く」と言えば吉永小百合ちゃんの「寒い朝」
「木枯らし」といえば紋次郎。何処からきて何処へ去る
「からっ風」といえばなんてったて、天下の大親分。大前田栄五郎だわ。
こうしてみたら、冬の風って無宿者がよく似合う?
(小百合ちゃんは違うけど)

2014年にはフクチャン(愛犬)は天国だったから、この耳の尖った犬はよそのいぬです。
フクチャン、拾って来たころは耳が垂れていたのに大きくなるにつれてピンと立ちました。
おとぼけ顔がきりっとした顔になった。
うん。無宿者っぽかったなあ・・

そう言えば最近犬を散歩させている人が少なくなりました。
なんでやろ。

 

ほな。


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2024年2月 2日 (金)

自句自解260 二人ゐて・・



 

   二人ゐて違ふ物芽に跼みけり
(ふたりいて ちがうものめにくぐみけり)2019・2月

 

二人はお友達同士でしょうか
年配のご夫婦でしょうか
それとも私と、誰かだったのでしょうか
誰だっていいのです。俳句ですから。

「くぐまる」とは背中を丸くして小さくすることです。
古くは「せくぐまる」と言ったそうです。
「しゃがむ」よりきれいな響きでしょ
だから、この「芽」は地面から小さく小さく突き出ている何かなのです。

それぞれが、それぞれに小さく可愛いものを見つけました。
指先でちょっと突いてみたかもしれません。
その時に真っ黒な湿った土が指先にくっついたかもしれません。
会話が交わされます。

人生の中のほんの一瞬。幸せな時を誰かと共有できる幸せ
そんな積み重ねでウチラ生きているんやわ!ありがたや~~
(へんな宗教やってません)

 

季語・ものの芽(初春)
萌え出ずるものの芽は可憐で小さく、希望に満ちた春の訪れを告げる。

 

 

ほな。


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2024年2月 1日 (木)

自句自解259 女子会の・・



いややわ。もう2月やないの!
すぐに歳,取るわね。

ま。それはそれとして、今月も張り切っていってみよ~

 

   女子会のだらだら終わる花菜漬け
(じょしかいのだらだらおわる はななづけ)2019・2月

 

あたくし、無口な人間ではありませんが
おしゃべりが苦手です。
どちらかといえば、人の話を聞く方が好きです。
それを言ったら「うそや~ん」と必ず言われるのですが
そう言われるのは片腹痛い(苦々しい。笑止)のであります。


決しておしゃべりが「下手」ではありません。
むしろ、皆良く聞いてくれます。
一対一のおしゃべりは好きです。会話は好き。

ところがところがです。奥様!
おんな・・おなごが群れたら何でああなるのでしょう。
全精力を傾けて話題奪取
話の横取り。強奪。そして自分に寄せてからの話のオンザステージ。
なんでそんなに張り切るの?



上の句は先輩・先輩・同期と私(すべておなご)の4人のお食事会を詠んだものです
最後にご飯ものが出て香の物だけになっても続くおしゃべり・・
年に一回だからやってられるのです。
楽しかった!楽しいけどね。疲れる。

 

季語・花菜漬(晩春)
まだ咲き切らない菜の花の、ま、そこが微妙やねんけど
蕾がほろっと開きそうで開かないくらいの菜の花を塩漬けにしたもの
塩に漬けると葉っぱの緑が鮮やかで、そこに、ほんのちょっぴり顔を出す黄色い蕾。
ひゃっ!もう菜の花出てるわ・・と見つけたら100%買う

 

ほな。


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