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2023年11月 8日 (水)

自句自解221 冬瓜汁透けゐて・・



 

   冬瓜汁透けゐて揺れて母はなし
(とうがじる すけいてゆれてはははなし)2011年11月

 

季語・冬瓜(初秋)
奥様。冬瓜(とうがん)をごぞんじですか?
丁度今の季節、八百屋の店先に並びます。ウリの仲間です。大きいので、半分,四分の一に切って売られることもあります。
大根のように白く蕪より柔らかく上品な味わいは懐石などで好んで使われます。
味そのものが淡白なので鶏肉・お揚げさん・茸・しいたけなど何にでも合います。
私は生姜の葛仕立てが好きです。

俳句は「とうがんじる」ではなく「トウガジル」と五音で読みます
冬瓜汁をよく作ってくれた母はもういません。
お椀の中の冬瓜は柔らかく白く透けて揺れています。
という意味です。

甘ったるい句でしょ!

自分でもそう思います。
藤田湘子は著書の中で「母」「孫」「猫」の句は絶対に採らない。と言い切っておられます。
甘々のデレデレのべたべたになるからだそうです。

でも、上の句。上五・中七ができたあと自然にすっと「母はなし」が出てきたのです。
こういう場合はそれ(自然な心)を大事にしたいと思います。

母に冬瓜汁を作ってもらったことはないけど

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

 

ジャイアント馬場が思わずヘッドロックを掛けたくなるような大きな冬瓜。
こんな大きいのどないしょ と悩まないでください。
すぐに調理しなくても冬の間そこいらに転がしておいて下さい。
大丈夫です。

ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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コメント

父が趣味で家庭菜園(と言うには広すぎでした)で冬瓜はよく食卓に上りました、其れこそ嫌という位に。食わず嫌いで箸を付けず何度か叱られたものですがこの3,4年何処をどう間違ったのか美味しく感じられて頻繁に買ってきます、切り売りになってたので冬瓜と解りませんでした、名前が字のごとくウィンターメロンとなってたので解りました。あっさりと御出汁でコトコト、昔の私に告げたいです「美味しいから食べてごらん」と。

投稿: パコ | 2023年11月 8日 (水) 12時56分

★パコちゃんへ
そうなんです!
子どもの頃ちっとも美味しいと思わなかったものが好物になるんです。
私の場合はタラコ・明太子。博多ではタイノマコ(鯛の真子?)といいました。真っ赤で形も変だし塩っ辛くてへんな匂いがする・・大人ってなんでこんなものを食べるんだろうって思っていました。
今、博多名物と言われている辛子明太子は当時は大浜というところの朝鮮市場にしか売っていなかったよ。いつのまにか人気の土産物になっていてビックリです。
冬瓜は鶏肉と一緒に中華風な味付けのスープにします。美味しいですよね。

投稿: おたま | 2023年11月 9日 (木) 10時20分

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