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2023年11月15日 (水)

自句自解228 戦況の記事に・・



 はい。これで今月の予定終了です。早いわね半月って。

 

   戦況の記事に包まる葱の白 
(せんきょうのきじにくるまるねぎのしろ )2022年11月

 

季語・(三冬)
関西では京都の九条葱のように、柔らかな緑の部分を食することが多いのですが、戦後、食文化の地域的な特色が薄れ、関西でも太く真っ白で甘みのあるお葱が普通にスーパーに並んでいます。だからお葱の白い部分の美味しさも知ってますねんよ。

ご近所の方に「おすそ分け」といっていただきました。
新聞紙には立派でみずみずしい下仁田葱がくるまれていました。
何と美しい白でしょう。キラキラ、ぴかぴか透明に輝いています。
それを包んでいたのは遠い国の悲惨な出来事の記事。

一年前の句ですので、記事にあったのはロシアのウクライナ侵攻のニュースでしょう。
戦の無い国に当たり前のように毎日家に届く新聞。
遠い国の出来事を明るい電灯の下、温かな部屋で読む。

・・・・・

それから一年
(ロシア・ウクライナの関係は長期化しています)

今、連日報道されているのはイスラエル軍とイスラム組織ハマスの軍事衝突です。
最も胸が痛むのは、パレスチナ自治区ガザ地区の惨状。
「ガザが子どもたちの墓場に」国連事務総長の言葉が現実化してきています。
五千人近くの子どもたちの命がすでに奪われています。
(この数字、阪神淡路大震災を体験した自分としては具体的に想像することができます)
保育器の中の赤ん坊を含む子どもたちに何の罪があるのでしょうか
人間ってこんなひどいことができるのだ・・とつくづく思います。

最初の文章で「戦後。食文化の・・うんぬん」と書きました。
「戦後」。我が国では戦後は辛うじて続いています。あと22年で戦後100年。
そのつかの間の平和の時代にすっぽりと生まれて育って生きてきた私達
幸せの尊さを感じながら身の内にある焦燥感や無力感に何とも言えない気持ちになっています。
今日もヌクヌクと新聞記事を読みながら・・・

 

次回更新予定は12月1日です。

ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋



 

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