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2023年10月 5日 (木)

自句自解203 沢あれば沢に手・・



    

  沢あれば沢に手浸し遠案山子
(さわあればさわにてひたしとおかかし)2021・10月

 

俳句は自分一人で作っているんだけど、句会や句誌等で公開してしまえば「どうぞお好きにしてちょうだい」となる。
作者の意図と大きく離れてもかまわない。読み手一人一人が好きに鑑賞して下さればそれでいいのであります。

え!そんな解釈ある?と驚かされることがあるし
そういう風に読んで下さるんだと感激することもある。

俳句の師は作句よりも鑑賞の力をつけなさいとよく言われた。
だから私は人様の「17文字」に対して400字詰め原稿用紙2枚以上の鑑賞をする。
量だけではない。中身も深く深く読み込みたいと思っている
水原秋櫻子先生、顔負けだぜ!と自分でご満悦なんだ。
人はこれを「おたま妄想劇場」といふ。ほっといてんか!

 

季語・案山子(三秋)遠案山子は遠くに見える案山子


田という田が黄金色に輝き、もうすぐ稲刈りが始まる
真っ直ぐに伸びる町道に沿って小さな流れが秋の光をキラキラと返しながら流れている
あまりの美しさに私はそっと水に手を入れてみる。
しゃがんだ視線の向こうには案山子。ゆたかな収穫に満足気(なんてね)

これを、さあ・・
台風でひっくり返った案山子の手の部分が畦の水に浸かってる!
って読む?ふつう。 もう・・信じられんわ。

 



ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋



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