自句自解213 長き夜の天井・・
長き夜の天井仰ぐストレッチ
(ながきよのてんじょうあおぐすとれっち )2022・10月
季語・長き夜(三秋)
「夜が長い」と感じられるのは今頃から冬にかけてでしょうかね。もっと寒くなったら、さっさとお布団に入っちゃいますからね。
里の秋はなんて静かなの?
お背戸(裏口)に木の実の落ちる音なんか聞こえちゃう
お父様は戦争に行っちゃった。
母様と二人、囲炉裏の火で栗を煮ていますの・・
いうても、今はどこのお家も暖房ポカポカ。電灯は煌々。テレビやオーディオからガチャガチャと音楽。「おふろがわきました」「冷蔵庫の扉があいています」知らない人がしゃべりかける・・・。
文明ととともにウチラの辞書から「静謐(せいひつ)」という文字は消えた。
手術でもできそうな明るいLEDを落として、スタンドの明かりをつけ
ガムランでも聴きながら
リラックス効果のアロマでも焚いてストレッチ・・
ってね。奥様!これが8頭身の20代の児島明子さん(知らん?)みたいな人やったら、よう似合わはりますよ。
あたい。でっせ。このおたまちゃんでっせ。
薄暗いところひっくり返って手足バタバタさせてるんです。
アロマなんて持ってないからお仏壇の線香焚いてますねん。
殺虫剤に追い詰められたアレ
〇〇〇〇 にしか見えませんでしょ。
想像するだに辛すぎる
ですので、ストレッチはお教室でしかしません。
なんだかんだ言っても、もう丸6年もつづいています。
だから、この句の天井は教室の白い天井です
レッスンは夜です。
ひっくり返りながらいろんなことを考えます。
レッスン仲間は5人。似たり寄ったりの年齢です
チラとお隣をみるとYさんもHさんもバタバタともがいてはります。
次の更新は11月1日予定です
「遥かな友に」秋の夜長にどうぞ♡
ほな。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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