自句自解187 蔦の壁背に・・
蔦の壁背にしてキムチ売り立てる
(つたのかべせにしてきむちうりたてる)2007・9月
ヨン様(ペ・ヨンジュン様)が「冬のソナタ」で日本上陸なさったのは2003年の終わりです
国内のマダムがときめいちゃって、ハンカチを握りしめ感涙にむせびながらテレビの前にかじりついたわ。
よもやお忘れではないでせうね。アンニョンハセヨ。
韓流ブームは怒涛のようにやって来たけど、この句を作った2007年秋といえば、鶴橋のコリアタウンはまだまだ素朴で、近在の人の日常のお買い物市場という風情でしたよ。
大きなアルミ盥(たらい)でカワニナを売ってるおばさんの隣にしゃがんで調理法を教えてもらったり
キムチ売りのおばさんに1000円分!といったら白菜を大きく割いてしまって、いいよいいよと、袋に入れてもらったり。
それが今では鶴橋は一大観光スポットです
若いお嬢様方が吸い寄せられていらっしゃる
そらそうよね。オバチャマ(あたしのこと)でもBTSのpermission to danceを歌って踊るんだからね。
(好きで歌って踊ったわけではない)
ケンチャナヨー 腰痛対策は万全どす。
この句は吟行ではなく、呑み会仲間で遠征した時のもの。
アコさんはCASビール・HITEビール・OBラガー等の韓国メッチュ
トシちゃんは、ひたすらマッコリ
アタクシは百歳酒(パクセジュ)と清河(チンハ)
要はなんでもいいんです。呑めれば。
楽しかったわあ。
季語・蔦(三秋)
秋って、絡みつくものが多いと思いません?
「蔦。つた」とは「つたう」を意味するのですと。
写真、「立てり」になってるけど正しくは「立てる」です
訂正の仕方が分からんから、当面このまま。
ほな。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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