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2023年8月 9日 (水)

自句自解177 コンクリートに・・



 

  コンクリートに木の影の折れ原爆忌
(コンクリートにきのかげのおれげんばくき)2019・8月

 

広島に続いて長崎に原子爆弾が投下されたのが1945・8月9日

昭和30年代を博多で育ったこたま(子どもの頃のおたま)は大人達からよくこんな話をきかされました。

「広島に原子爆弾を落としたあと、次の標的はこの福岡(小倉)だった。ところが予定した日、福岡上空は暴風雨で・・・それで長崎に投下された」
歴史的な真実はわからないんだけど、この話に続きがあり

「ほら、東公園に,にちれんさん(日蓮大聖人)が立つとらす(銅像で)やろ。あんとき(8月9日)にちれんさんが大嵐ば呼びんしゃったったい。それで福岡は助かったったい」


高学年になって、それは「元寇」(文永・弘安の役)の時の話やろ!と思ったけど。
当時は長谷川一夫が日蓮大聖人の格好で玄界灘に立ち向かっているの図の映画ポスターなどをよく見かけたものだから、長谷川一夫=にちれんさんは凄い!と思ったものです。

にちれんさんのお力はべつにして、子ども心に「長崎は福岡の身代わりになってくれた」という意識がどこかに染みついたみたい。
それは何となく今もあるんです。

 

季語・原爆忌(晩夏)
8月8日頃が立秋なので、この季語は晩夏と初秋の間にあります。どの歳時記も「晩夏」に収められているみたいです。

掲句を出したとき、ヒロシマ原爆の「無言の証人」と呼ばれる「住友銀行広島支店の石段に座っていた人」を連想したわ。と言ってくれた句友がいました。有難い事です。

 

 


ほな。


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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