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2023年7月 2日 (日)

自句自解155 祭船岸に手締めの・・



 

    祭船岸に手締めの声掛けて
(まつりぶねきしにてじめのこえかけて)2012・7月

 

季語・(三夏)の傍題に祭船がある
私たちが使っている「祭」という言葉は京都の「葵祭」の事を指し
それ以外の神社の祭りを「夏祭りというそうだ。
農事の祈願が「春祭り」収穫のお礼が「秋祭り」というのはなんとなく区別できていたけど
なんでもかんでも「お祭」って言っちゃいけません。
マンボ踊ったり
乱れ太鼓の暴れ食いで死ぬほど召し上がったり
白い皿を集めるのは
それはよろしいんですが、それは「祭」ではなく
「お祭り騒ぎ」「焼き肉祭」「ヤマサキ春のパン祭り」
というふうに正しくおっしゃってくださいね。

 

さて、先日(6月29日)のことですが
大阪の夏を知らせる「船乗り込み」が道頓堀でございました。
当節の人気歌舞伎役者さん達が舟にのり
「もうすぐ松竹座で七月大歌舞伎が始まりますねん。見に来ておくれやす」といわばPR大作戦です。
鉦や太鼓で賑やかに、岸の見物人と一緒に手締めですわ
     う~ちましょ パンパン
     もひとつせ  パンパン
      祝うて三度  パパンパン

一本絞めでもなければ、三本締めでもない
華やかで景気の良い 七本締め(っていうのかどうか)
大坂締め が聞こえてきます。

 

キャ!奥様!気がつかはった?

上の句の「祭船」は神様が乗ってはる「船渡御」ではないんです。
神社のお祭りとは何の関係もございません。
ならば「祭船」ではなく「お祭り騒ぎ舟」にせんとあかんのちゃう?ですと?

よろしいんですのよ奥様。
大きなお世話ですわ。
片岡仁左衛門さまはワタクシの神様ですから・・・うぷ

 

 


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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