自句自解131 五月雨の音・・
五月雨の音聞く阿弥陀経の中
(さみだれのおときくあみだきょうのなか)2010・6月
5月1日がおじいちゃん(夫の父)の祥月命日で、お寺さんに来ていただきました。
亡くなってもう38年になります。
愛情の細やかな優しいやさしい舅さんでした。
丁寧なお家は月参りをしてもらったはるんかしら。
うちは50年忌の明けていない3名(舅・姑・夫)の祥月命日のみ、お経を頂戴しています。
だから、年に3回、おじゅっさん(住職)の顔を見ることになる。
もう・・歳いかはったわあ~~
むこうも、、こちら(私の事)をそう思うてはるやろけど。
いっぺん、脚立から落ちて、あれからガックリ歳いかはった。
脚立はアカン。脚立は・・
五月雨は(仲夏)の季語で、梅雨入りから梅雨明けに降る雨をいいます。
梅雨入りは今の暦で言えば6月10日前後。
5月1日はちと早い。でもエエねん。俳句やから・・。
「音聞く」なんてダサいわね。ええねん。これが実力やからしゃあない(仕方ない)です。
この季語、何か古めかしいでしょ
古い東映映画でてきます。「月さま・・雨が・・・」
月形半平太が・・誰かなあ。寄り添うのは花柳小菊さんね
恋の情緒や降り込められる不安のぼんやりとした感じを詠むにふさわしい季語
「恋の情緒」なんて爪の先ほどもないわ!あたしは身も蓋もない女だから
阿弥陀経になるんや・・・ちゅらい。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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