« 自句自解109  野遊びや・・ | トップページ | 自句自解111  春一番・・・ »

2023年4月 2日 (日)

自句自解110  梵鐘に・・



 

   梵鐘に天女の絵図や花の寺
(ぼんしょうにてんにょのえずやはなのてら)2008・4月

 

前後の俳句からすると京都府宇治市の平等院で作った句のようです。
季語は 俳句で花とは桜の事を言います
で、「花の寺」安易だわね。でも「平等院」なら季語にならないしね
桜が咲いていたのねきっと。
あそこは藤がきれいです。
昔はもっともっとたくさん藤棚があったような・・・

14・15歳と宇治に住んでいました。
平等院の前を通って駅まで通った。
そこから1時間半かけて大阪へ越境通学してた。

なんでやねん!
子どもはつらいよ。
親の都合でというか親の人生に巻き込まれて生きるしかないのだ。

・・・・・・・

お寺の鐘は(お参りの)行きしなにつくものですよ
帰りに撞いてはいけません。
「入り鐘」っていいます。 と教えられました。
この平等院の鐘は形が美しいことで有名です。
音で有名なのは滋賀県大津の三井寺 三井の晩鐘ですね。
日本三名鐘のもう一つはどこなんだろう・・

話のついでに・・・

次男坊が学生の頃、二人で三井寺に行ったことがあります。
たぶん病院へ薬をもらいに行った帰りでした。

彼は病を発症して東京からこちらに帰っていました。
たまたま著名な専門病院を教えてもらい
そこには全国から大勢の患者さんが来られていました。
毎日三回。ヘドロのような漢方薬を煎じて飲み。しかも大量!
長期戦を覚悟していたのですが2年で完治しました。
遠い思い出になりました。

話が寄り道をしましたが、その三井寺です。

くだんの有名な鐘は冥加料を納めて撞かせていただけます。
何故か周囲には誰ひとりいませんでした。時刻は夕方。
正に晩鐘です。
次男が撞きました。
すると、その時初めて気が付いたのですが鐘撞き堂の傍に小さな小屋のようなものがありまして、その中から一人のお爺さんが転がるように出て来られました。
「今のは、誰が撞きなはった!」と聞かれるので
「僕です」と息子がいいました。
するとおじいさんはなんと!息子に向かって手を合わせられたのです。
「長い事、鐘のお守りをしてるけど・・」
「初めてや」とか「聞いたことない」とか続けられたと思います。

ちょっと狐につままれた感じですがまんざらでもない様子の明星氏でした。
そのあと。私がつづいて・・撞けるわけ・・ない!

そんなことがあったんですよ。
なんやったんやろね。アレ。

 


メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど


こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

 

| |

« 自句自解109  野遊びや・・ | トップページ | 自句自解111  春一番・・・ »

俳句」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 自句自解109  野遊びや・・ | トップページ | 自句自解111  春一番・・・ »