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2023年4月 8日 (土)

自句自解116  ぢつとして・・



  

  ぢつとしてをれば蝶来る帽子かな
(じっとしておればちょうくるぼうしかな)2017・4月

 

たいして力も入れていないのに、庭の花壇が花盛りになる
植えっ放しのチューリップやムスカリ
こぼれ種の勿忘草や名前を知らない様々な一年草

(咲いてもらって)悪いわねえ・・と話しかける

ちょうちょがやって来る
白や黄色のてふてふ。
名前を知らないなんたらという白い花が咲くと
かならずエメラルドグリーンの、なんたらという蝶々がやってくるはず。

名前。覚えろよ?
チッチッチ
あたしゃ、覚えないよ
馬鹿だから?
うん。それもある。
意地でも覚えない。
アチラ(花や蝶)もコチラ(あたし)も何者でもない。自然界に生きとし生けるものなんだ
名前になんの意味があるだろう

理屈をかまして
あたしは笠智衆になってじっと蝶を待つ。

 

ああ わたしは いま、とっても うれしいの。
とびきり うれしいの。
(マリー・ホール・エッツ わたしと あそんで より) 

 

季語・蝶(三春)


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自分の覚え書きです。
2022秋

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