自句自解106 赤ん坊の声・・
赤ん坊の声す北窓開きけり
(あかんぼうのこえすきたまどひらきけり)2020・3月
季語・北窓開く(仲春)
冬の間中、寒風が入り込まないようにしっかりと閉じておいた北側の窓を開ける。
明るい空の色に春が来た喜びを感じる
暖かい地方に住んでいるので「北窓ひらく」の実感はさほどないのが正直なところ。
それでも北窓からみる景色は久しぶりのような気がする。
赤ん坊のそれも新生児らしい泣き声が聞こえてくる
どこかのお宅で、お産の里帰りでもしておられるのかしら。
元気な可愛い声を久しぶりに聞く。
こちらまで、元気をもらう。
命の息吹は私たちを明日の希望へとつないでくれる。
メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど
こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
| 固定リンク | 1
「俳句」カテゴリの記事
- 自句自解138 長男の次男の・・・(2023.05.15)
- 自句自解137 彼方なる暗がり峠・・(2023.05.14)
- 自句自解136 石鉢に・・・(2023.05.13)
コメント