自句自解98 妄想ポン・・・
またまた紙風船です
妄想ポン幻想ポンと紙風船
(もうそうぽんげんそうぽんとかみふうせん)2007・3月
庭の枝に挿したみかんをメジロのカップルがついばんでいる
ハクセキレイもやってきて可愛い声を聴かせてくれる
私はポチポチとこうやってキーを叩いている
ホーローの薬缶は口先から白い蒸気を吐き
アラジンストーブはときどき「コクン」とタンクの音を鳴らす。
今、この瞬間私は夢の中にいるのか、長い旅の途中にこの椅子に腰かけているだけなのか
これが、幻想ね
薬缶の湯気に顔を近づけてみよう
やけどしないように慎重にね
お顔の毛穴が開き、不純物が浮き上がる
あたしの毒素よ出てこい出てこい
さっぱりと蒸しタオルで顔を拭くんだ
これでピカピカのつやつやのキラキラのあたしになる
これが妄想ね
すっかり暖かくなって、今12℃やて!
もうストーブ要らんなあ。
でも灯油使い切りたいしなあ・・・
ストーブの上でお豆さんでも炊くとするか
これが現実。 我に返る ふ~~~っ。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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