自句自解95 受講生みな老いにけり
受講生みな老いにけり卒業す
(じゅこうせいみなおいにけりそつぎょうす)2020・3月
季語は卒業(仲春)
学業を終えた人たちが巣立つ。
大きな希望と小さな不安を胸に秘めながら次のステップへと羽ばたく
いやいや。これでおしまい!という卒業もあるのです。
こんな「卒業」もあるんですね。
希望とか出発とかとは無関係の。
でもねいいじゃない。始まったことはいつかは終わる
20年近く続いた「中国史」の勉強会をたたむことになった。
前身の中国語講座から数えると40年近く開かれていた
私はう~んと若い頃、始まったばかりの中国語講座に10年と中国史の最後の10年に参加した。
「中抜け」したのは仕事がいそがしくなったからだ。
わ~元気だった?久しぶり!と迎えてくれたのはほとんどが初期からのメンバーだった。
皆さん、70代~90代。
昔も今も私が「若手」ってどういうこと?と大笑い。
全くの偶然だがこの「卒業」後コロナウィルスの感染拡大が世界を巡った。
終わるタイミングとしては良かったかもしれない。
向学心に燃え好奇心旺盛な先輩方。お元気だろうか。
講義いま元の滅亡天の川
これもこの教室を詠んだもの
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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