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2023年3月

2023年3月15日 (水)

自句自解108  イヤフォンにあふれる・・



 

といふことで今月も15句オワタ(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

これくらいのペースが丁度よいですね。
月の後半は何かといそがしいのだ
遊ぶのに?ま。それもある。

 

今日は108回目です。
煩悩の数と一緒。

 

  イヤフオンにあふれるボレロ水の春
(いやふぉんにあふれるぼれろみずのはる)2022・3月

 

ボレロとはラヴェルのボレロ
いつまでつづくねん!みたいな音の繰り返しが
川面に沿って散歩するあたしの脳を占領する。

夕陽さすグラナダ 日は赤く照り映えぬアルハンブラ
アタシがスペインの踊り子なら
トランス状態でおどりだすところだよ。
恐るべし「ボレロ」

季語・水の春(三春)春の水の傍題である

春の水ではなく「水の春」
一点ではなく全体。わっかるかなあ(自己満足)
アタシは水を見るのが好きであります。

 

3月。ドンジャラホイの舞台公演も終わったし
できなかったこと。ダメなところ。は反省しない。俺たちに明日はない。明日に向かって撃つのみ。
バートバカラックの
そそ。「明日に向かって撃て」の挿入歌「雨に濡れても」も歌ったんだよ
Raindrops are falling on my head
泣くなんてガラじゃないさ
だってオレは自由だから・・・

 

三月後半の予定
宝塚歌劇団OG会に参加して(もちろん観るほうよ)
南座に三月花形歌舞伎公演を観に行って
句会が二つに吟行が一つ
出来たら今年の目標の「知らない駅に降り立つ」一人吟行もやっておきたい。

 

大丈夫かな自分。

 

 

次回更新は4月1日予定。
桜の開花宣言が観測史上最速だそうです。
輝く春をおもいっきり楽しんでくださいね奥様。
ほなっ!


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2023年3月14日 (火)

自句自解107  春の雲・・・



 

  春の雲お杖たてには杖二本
(はるのくもおつえたてにはつえにほん)2020・3月

 

季語・春の雲(三春)
宝塚市にある安産祈願で有名なお寺で作った句。
このお寺は西国観音三十三か所の札所でもあり巡礼の方もよくお見受けする。

太子堂の杖たてに杖が二本
それだけで春を感じさせるのは遍路が春の季語であるという頭の中の知識によるものだろうか
春はまだ浅く風は少し冷たかったが絶好のお参り日和である

明るい空に柔らかな春の雲が浮かんでいた

 

「神社仏閣で俳句を作る」(年寄りグループが)という絵で描いたようなパターンから抜け出したいといつも思いながら
吟行地を探すとなると、結局手近なお散歩コース。だってね
お花が綺麗だし
広くて気持ちがいいし
色々な人を(こっそり)観察できるし

という事で、今月の吟行幹事のあたくしが決めたところも
某・お寺。アチャ~。
一時間に一本のバスに乗り遅れないよう。目指せ穴場の花の寺!へ月末に行く予定です。桜咲いてるかな?

 

 

関西在住の方でおすすめの吟行地があったら教えてくださいね


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2023年3月13日 (月)

自句自解106 赤ん坊の声・・



   

   赤ん坊の声す北窓開きけり
(あかんぼうのこえすきたまどひらきけり)2020・3月

 

季語・北窓開く(仲春)
冬の間中、寒風が入り込まないようにしっかりと閉じておいた北側の窓を開ける。
明るい空の色に春が来た喜びを感じる
暖かい地方に住んでいるので「北窓ひらく」の実感はさほどないのが正直なところ。
それでも北窓からみる景色は久しぶりのような気がする。

赤ん坊のそれも新生児らしい泣き声が聞こえてくる
どこかのお宅で、お産の里帰りでもしておられるのかしら。
元気な可愛い声を久しぶりに聞く。

こちらまで、元気をもらう。
命の息吹は私たちを明日の希望へとつないでくれる。

 

 


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2023年3月12日 (日)

自句自解105  湖光るばかり・・



 

  湖光るばかりなりけり春炬燵
(うみひかるばかりなりけりはるごたつ)2008・3月

 

2008年の句なので1925年生まれの母は83歳
ペースメーカーの埋め込み手術をして俄然元気になった母を伴い、早春の琵琶湖へ二人旅をした。
もうホテルの名前は忘れたが、温泉が良くてお食事が美味しくて、特に朝食のすばらしさは感動ものよ。との友人の推薦であった。
まだ冷えこむ時期だったのか部屋には炬燵が置かれていて美しい炬燵布団がかけてあった。
座ると目の高さに琵琶湖が眺められた。
キラキラキラキラ・・

遠い昔の今の頃、この湖畔で亡くなった同級生を思い出した。
卒業式の3日前。「許されない恋だった」という手紙を遺して彼女はこの世に別れを告げる。
クラスが違うので顔と名前しか知らないが「従兄との恋愛問題で悩んでいた」と我々の耳にも入って来た。
18歳。

それしかない。と彼女は考え
私は、考える事さえ贅沢に思えた18歳を生きていた。

 

 

翌朝。次男が車で迎えに来てくれ
水生植物公園や比叡山延暦寺へ行った。
次男が何くれとおばあちゃん(母)に気を配ってくれるので嬉しそうだった。
その母も、この旅行から4年後に亡くなった。

 

季語・春炬燵(三春)


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2023年3月11日 (土)

自句自解104  東日本大震災12年に寄せて



 2011年3月11日
あの日の穏やかな昼下がりの事を我々の俳句仲間は忘れないでいる。
兵庫県伊丹市の梅林(今はもうない)へ吟行に行った帰り、駅の近くの明るいカフェへ立ち寄った。
話の最中、頭がぐらりと揺れた。みんな楽しそうに話を続けている。
「あかん!私めまいしてる」と思った。
揺れを感じたのは私一人だけだったようだ。
カップの中の紅茶が揺れていた。

帰宅してテレビをつけると東北が大変なことになっていた。

 

以下、被災地を訪ねた際に作った句をいくつか並べる
夏の暑い盛りだった。

 

 ウルトラマン立つ空港に梅雨の雷

 除染物茂りの中に積まれたる

 夏草へ線量計を近づける

 慟哭の海岸線背に大花野

 

特別なルートを得て立ち入ることのできる限界まで見学させてもらった。
たくさんの被災された方々の声を直接聞くことができた。
あの日、卒業式の準備の途中であったらしい中学校の体育館には紅白の垂れ幕が張り巡らされたままだった。
この訪問は俳句とは無関係のつながりであった。
自分が知らなかったこと知らないことがあまりにも多く、色々な事を考えさせられる旅であった。

自分の目で見て耳で聞いてきたことを特に、西に住む人に伝えたい!
今は限定記事として格納しているが「フクシマレポート」としてこのブログで12回にわたり文章を書いた。
大勢の方が読みに来てくださった。

いまなお、特に東京電力福島第一原発事故の被災地では復興の進んでいない現状がある。
帰還困難区域ではようやく(10年も経って)避難指示の解除が出始めたらしいが(それもごく一部)
「私らはいいよ。年寄りだから。墓守するだけだもん。でも若い人に、これから子どもを育てていく人に、ここに住め!とはどうしても言えないよ」
そんな言葉を思い出す。
大熊町・双葉町にある1F(いちえふ)福島第一原発に近づくと線量計の針が大きく振り切れたことを思い出す。

 

Nanntei

Photo_3バナーはどちらもNANTEIさんの作品です

 

 

 


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2023年3月10日 (金)

自句自解103  啓蟄や丹波篠山・・



  

    啓蟄や丹波篠山畦弛み
(けいちつやたんばささやまあぜゆるみ)2015・3月

 

今年の啓蟄は3月6日(旧暦2月15日)
この日から約ひと月を仲春と呼び正に春は盛りにむかってすすむ。

冬の間は静かにおとなしく生活していたのに(アタクシのことです)
2月末から突然忙しく3月は予定が一杯になっとります。
体が持つかしら位のせわしなさです。
はるになるとうごめく・・
虫か?虫なのか?自分。と啓蟄に寄せて自問自答なり

季語・啓蟄(仲春)
蟻や地虫。蛇や蛙など冬の間土中で巣ごもりしていた生きものたちが地上に出てくる
良いですねえ。春。天地に光が満ち溢れ草も木々もすべての生き物がお日様の恩恵を受ける。


啓蟄。好きな季語である
あたしの敬愛するNANTEIニイチャンへこんな句を作ったよ

「啓蟄や507号室より帰還」

丁度啓蟄の頃だったな。
I wish you good health.

 

 


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2023年3月 9日 (木)

自句自解102  十二時のサイレン・・



 

    十二時のサイレン六甲山霞む
(じゅうにじのさいれんろっこうさんかすむ)2016・3月 

 

一昨日、「肉を食べに」行った。
先輩A子さんが前々から「美味しいお肉食べさせてあげる」と言っていた
A子さん夫妻と京都からやって来たもう一人の先輩M子さんといつまでも後輩の私の四人。

車は信号機のない直線道路を「肉を目指して」ひたすら走る。
車内で「肉」に関するレクチャー
そもそも明治から続く、そこの家業は「牛飼い」さん
牛の品評会で幾度も賞をとりただいま日本一8連勝中だそう。

へ~畏れ多いわあ~~~
レストランの入口に「本日のウシ」の個体ナンバーが表記されているそうな。
「名前付いてるの?ハナコとかタローとか・・そんなんよう食べんわ」
「おたまちゃんって昔から変やったけど50年経っても変やな。その牛、ペットじゃないんやから・・」

わ~わ~言いながら到着
「Mちゃんとおたまちゃんはコレにしなさい。私らはアレにする」
と一方的にメニューを決められ
「いやや。アレのほうがいい」というと
「私のん。お味見で分けたげるさかいに泣いたらあかん」
と叱られ・・・

そんなこんなで、まあ本当に美味しいお肉をいただいて帰ってきました。

 

季語・(三春)
遠霞(トオカスミ)という季語があります。
初め「六甲連山遠霞」と作っていたんだけど「六甲山」で遠くの景色なんだから遠いは要らないかなと↑にしました。
(下手な考え休むに似たり)ほっといて!

 

 

 


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2023年3月 8日 (水)

自句自解101  片手あげやって来る・・



 

 片手あげやって来る友あたたかし
(かたてあげやってくるともあたたかし)2005・3月

 

俳句で「使ってはいけない」わけではないが「つかわない方が成功する」というワードがある。
その最たるものが「友」
よく似た言葉に「人」もある
これらは具体性がなく状況をあいまいにさせる。
よってインパクトがなくどこか他人事の句になってしまうからだろう。
上の句は誰が読んでも「どってことない句」であり「それがどした?句」である。
でも自分にとっては
あの日あの時あの場所で自分がどんな状況でどんな気持ちで立っていたか
友人が目に飛び込んできたときの安堵感・ありがたさ・申し訳なさが
瞬時に蘇るのである。そのときの服装までもである。

俳句は日記と教えられてきた。
十七音の中にこうして人生の記憶が刻まれていく。

もちろん。作品として優れていたならそれに越したことはないが
いいんだもん!
誰に見せるわけでもない、自分だけの句として大切な一句になっている。

 

季語・暖か(三春)
春になってからの陽気。一雨ごとに暖かくなる春。
心理的な意味の「温か」は季語にはならず、あくまでも「陽気が温暖な事」の意味と歳時記にはある。
私は俳句のこんな、さっぱりしたところが好きだ。

 


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2023年3月 7日 (火)

自句自解100  ともだちのやうに・・



   

   ともだちのやうに風船ついてくる
(ともだちのようにふうせんついてくる)2006・3月

 

季語・風船(三春)

今日で自句自解の100句目なので自分の好きな句をあげてみた。
2006年に作り、どこにも出していなかったので昨年だったか結社に投句したら採ってもらってて嬉しかった。

私が走れば手に持った風船はどこまでも私について来てくれる。
まるで友だちのように・・

この句が好きな理由は「素直にそう思ったから」

 

 

自分が大変な時、しんどい時、途方に暮れている時
友だちがいつもそばにいてくれた。
根掘り葉掘り、訊ねるわけではなく
アドバイスをしてくれるわけではなく
説教するわけでもなく
喜んでくれるわけではなく悲しんでくれるわけでもなく
ただただ、一緒にいてくれた。

有難かった。

私もそんな「ともだちに」なりたい。

 

 


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2023年3月 6日 (月)

自句自解99  三月やガチャポン・・



  

    三月やガチャポン前に子ら集う
(さんがつやがちゃぽんまえにこらつどう)2018・3月

 

季語・三月(仲春)


春休も仲春の季語になっている。
夏休みや冬休みのように主に気候に起因するものではなく、春休みに独特の穏やかさがあるのは
「年度替わり」という意味合いを多分にふくむからだとおもう。
学年が終了した解放感。無事に進級進学できた安堵感。
明るく喜びに満ちた「春休み」
桜は咲くし蝶々は飛ぶし・・
二週間ばかりという期間もいいし。宿題も無いしね。

掲句のガチャポンはバンダイの登録商標で正式には
「ガャポン」というそうだ。
コインを入れてハンドルを回せばカプセルに入った小さな玩具等が出てくる
駄菓子屋やコンビニやスーパーの前に置かれていることが多い。

ゆうてもね、あたしの街のスーパーの中にもガチャポンコーナーがあるにはあるけど
ここらのお子達、群れてません。お上品やさかい。
第一、公園に行っても群れてるの見たことありません。
だからこの句は「想像句」なんです。
きょうびのお子たち、春休みどないして過ごしてるんやろ。
ウチの子らの時代までは「キンケシ(キン肉マン消しゴム)」目当てにたむろしていましたけどね。
一回100円・200円になったら子どもの財力ではむつかしいのかな。

 

「親ガチャ」という言葉が流行している。
止めてくれる?あたし達親も好きであなたを選んだんじゃない
は、神様からの贈り物だと思ってるのよ

 


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2023年3月 5日 (日)

自句自解98  妄想ポン・・・



 またまた紙風船です

 

  妄想ポン幻想ポンと紙風船
(もうそうぽんげんそうぽんとかみふうせん)2007・3月 

 


庭の枝に挿したみかんをメジロのカップルがついばんでいる
ハクセキレイもやってきて可愛い声を聴かせてくれる
私はポチポチとこうやってキーを叩いている

ホーローの薬缶は口先から白い蒸気を吐き
アラジンストーブはときどき「コクン」とタンクの音を鳴らす。

今、この瞬間私は夢の中にいるのか、長い旅の途中にこの椅子に腰かけているだけなのか

これが、幻想ね

 

薬缶の湯気に顔を近づけてみよう
やけどしないように慎重にね
お顔の毛穴が開き、不純物が浮き上がる
あたしの毒素よ出てこい出てこい
さっぱりと蒸しタオルで顔を拭くんだ
これでピカピカのつやつやのキラキラのあたしになる

これが妄想ね

 

すっかり暖かくなって、今12℃やて!
もうストーブ要らんなあ。
でも灯油使い切りたいしなあ・・・
ストーブの上でお豆さんでも炊くとするか

 

これが現実。 我に返る ふ~~~っ。

 


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2023年3月 4日 (土)

自句自解97  紙風船つきゐる・・



  

   紙風船つきゐる不要不急かな
(かみふうせん。つきいるふようふきゅうかな)2020・3月

 

あの頃
外に出たらアカンっていわれましてん。
用もないのにうろうろしたらアカンって

季語・紙風船(三春)
風船って春の季語なんですよ!
どうしてでしょうね。「のどか」だから?明るい春のひざしによく似合うから?

・・・・・・・

「不要不急」この言葉よく言われました。
あたしはへそ曲がりだから。あら奥様も?よかった。

国家権力お上が個人の気持ちや行動や自由に関してものを言ってくるのが、何か腹立つ。
それが、ちゃんとした立派なエエことを言うてはってもです。
子どもじゃないのよ!と言いたい。昔、国民は赤子(セキシ)だったらしいけど
ううん。この「不要不急」のことばかりじゃないのよ


あたしの勝手でしょと思う。大きなお世話やと考える
それはアタシが考えてアタシが行動する事。あんたに言われなくても。とおもう。
そういうと、やっぱりおたまちゃん変わってるわ。変な人!と
怖くて直接は言わないけれど、思われる。チュライ。

新聞に「〇〇の日は〇時に黙祷をおねがいします 総務省」てのが載ると、それは一人一人の心の問題や!オマユウ?こっちは言われんでもやってますねん。と思う。
その広告費は税金やろ?もっと有意義に使ってよと思う。

しっかりしようよ。お上に言われなくても自分で考えようよ
大人やねんから・・マスク

 

何をおこってるんだろ、あたし。
そそ。風船だった。
ポポンのポ~ン。

 かなしびの満ちて風船舞ひあがる 三橋鷹女

 

 


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2023年3月 3日 (金)

自句自解96  箱階段昇れば・・



  

  箱階段昇れば広き雛の部屋
(はこかいだんのぼればひろきひなのへや)2008・3月

 

季語・雛の間(仲春)

同時期に
正面に比良の山見ゆ雛の間
が、あるので近江八幡市のひな人形を巡った時の句のようだ
近江商人の発祥の地ではその豊かな財力を物語るように江戸時代からの素晴らしいお雛様を拝見することが出来た。


ちなみに、この句「雛」を「ひいな」と読ませてリズムを合わせているが
今の自分はそれはやらない。
雛を「ひいな」
蛍を「ほうたる」
牡丹を「ぼうたん」
そういう使い方を私の先生が嫌われたので自分も避けるようになった。

 

雛祭りの時期になるとあちこちの雛飾りを見に出かけた。
その中で質・量ともに圧倒されたのは、なんといっても兵庫県龍野市の雛人形展である。
小さな市立博物館があまりにも閑散とした利用状況に危機感を抱き企画したそうだ
文化財級の所蔵品が多くの個人宅から貸与され、国立民族博物館等の協力も得て立派な図録も出来上がり・・
揖保川沿いの小さく美しい町がひな人形一色となった。

私が訪問した2004年は「三年にいちど」の雛展という事であったがその後この取り組みは中止となったようだ。
自治体の予算など難しい問題があるのだろう。まして人口減少による近隣自治体との合併話も出ていた
(現在どうなったのか存じ上げませんが)
小さな町に突然花開いたような「ひなまつり展」が忘れられない

その後、徳川さまの御雛様や芦屋の富豪のお雛様やらあちこち見せてもらったが
「もう、あれ(龍野)を見たら、他のおひなさまみられへんわ」
と、S子さんが言ったよう私も深くそうおもう。

まだカーナビもない頃、朝早く出かけたね
「お父さん(夫)が、おたまちゃんが迎えにくるから早く早くとうるさい」と文句を言いながら
そのお父さんに「財布は持ったか?水筒は?」と見送られながら出発。

楽しかったね。
S子さん今では「私。判る?」と聞いてもニコニコ笑うだけでうなづいてくれない
共有していた楽しい思い出を語り合う事はもうない。
悲しいけれどS子さんがニコニコしているのでそれでいい。
優しかった「お父さん」は相変わらず優しいし。

 

 

3月3日はブログ友、風のフェリシアさんが亡くなられた日です
風に向かって手を振ります


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2023年3月 2日 (木)

自句自解95  受講生みな老いにけり



   

  受講生みな老いにけり卒業す
(じゅこうせいみなおいにけりそつぎょうす)2020・3月

 

季語は卒業(仲春) 
学業を終えた人たちが巣立つ。
大きな希望と小さな不安を胸に秘めながら次のステップへと羽ばたく

いやいや。これでおしまい!という卒業もあるのです。
こんな「卒業」もあるんですね。
希望とか出発とかとは無関係の。
でもねいいじゃない。始まったことはいつかは終わる

20年近く続いた「中国史」の勉強会をたたむことになった。
前身の中国語講座から数えると40年近く開かれていた
私はう~んと若い頃、始まったばかりの中国語講座に10年と中国史の最後の10年に参加した。
「中抜け」したのは仕事がいそがしくなったからだ。
わ~元気だった?久しぶり!と迎えてくれたのはほとんどが初期からのメンバーだった。
皆さん、70代~90代。
昔も今も私が「若手」ってどういうこと?と大笑い。

全くの偶然だがこの「卒業」後コロナウィルスの感染拡大が世界を巡った。
終わるタイミングとしては良かったかもしれない。

向学心に燃え好奇心旺盛な先輩方。お元気だろうか。

 講義いま元の滅亡天の川

これもこの教室を詠んだもの

 

 


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2023年3月 1日 (水)

自句自解94  鮊子の腹の紅・・  



春はどこから来るかしら・・
ここらあたりじゃ、何といっても「イカナゴ」ですよ。
どこの家でもお台所の換気扇からイカナゴを炊く匂いが流れてくる

おやまあ!もうそんな時期?うちも大急ぎで炊かなくっちゃ!
てなもんですわ。


お醤油とザラメと土生姜の割合とか、最後にハチミツを入れるとか山椒に限るとか・・
各家庭でそれぞれの味があり、この時期のお母さんったら腕まくりにねじり鉢巻きでイカナゴを炊く。
それはも~大変なんすから・・
どの家にもイカナゴを炊くためだけの(時々、おでんにも使う)大きなお鍋がありますの。
だいたいツルマル印のアルミ鍋やね。知らんけど。

春 すみれ咲き春を告げる
春 何ゆえ人は汝を待つ

ジェンヌさんがフツーに電車に乗ってる歌劇の街
ここ阪神間に棲息する主婦たちは

すみれ咲く春の夢 人の心酔わす甘き恋

に心をふるわせながら そう!イカナゴのくぎ煮を炊くのだわ
よろしくって!奥様!

 

  鮊子の腹の紅すきとほり
(いかなごのはらのくれないすきとおり)2007・3月

 

・・・・しかしながら
もう・・それは遠い日の夢・・

この数年、いかなご炊いてません。
ここ5~6年、不漁続きでね。
漁獲量の減少で「いかなごのくぎ煮」は超高級料理になってしまいました。


3㎏・4㎏と炊いて親戚中に発送していたイカナゴ
1キロ・800円くらいで買えたのに、去年は4000円/1キロしてた
そんなの食べたら口腫れる・・・
庶民の奥さん(わたしのこと)手ぇ出えへん。

こんな事で環境省の「日本のかおりの風景100選」に選ばれるわけがない!
悲しい・・・

季節の楽しみがどんどん無くなる・・

  昼網のいかなごを買ふ列につく

 

 

季語・鮊子(初春)

 


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