自句自解83 遺影にも・・
遺影にも見せて車窓の冬菜畑
(いえいにもみせてしゃそうのふゆなばた)2007・2月
季語・冬菜(三冬)
v( ̄Д ̄)v イエイ 遺影(小っちゃいスナップ写真だけど)
その上海の旅に持参していたのね。健気な妻。
ひっちゃん!いつも一緒だわよ。でへへ
と。その時は思っていた。はず。
のに・・
それから何回も旅行した。あっちこっち何度も・・何度も
遺影?
忘れてた・・すっかり・・m(__)m
上海から蘇州まで列車で移動したが、深い霧が立ち込めて立ち往生。一時間ばかり停車して霧が霽れるのを待った。
その時の句。これも思い出の一コマです
敬愛する今は亡き俳句の先生が笑って
「もっと良いものを見せてあげなさい」とおっしゃった。
「中国まで行ったのに・・」
だよね。
菜っ葉が植わっている畑なんてね。
五日続けて 何年も前の旅の句でした。
これくらいにしておこう。
あの時沢山沢山、俳句を作ったっけ・・
俳句から離れてはいけない。俳句は貴女の支えになるから・・
大好きだった先生の言葉を思い出す。
冬霧の晴るるを待つや蘇州便
冬の靄ガイドの旗を見失ふ
片言で値段交渉ふゆひなた
寒星や租界を映す川面揺れ
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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