自句自解87 春暁の山の端・・・
春暁の山の端に月ケトル鳴る
(しゅんぎょうのやまのはにつきけとるなる)2019・2月
季語・春暁(三春)
当地の夜明けは今6時50分くらいです。
元旦が7時5分頃だからやはり少しずつ春がやってきているのがわかります。
あたりはまだ暗く、山の稜線がようやく白々としてくる春のあけぼの
最高じゃん!と清少納言さまもおっしゃってるように
春はあかとき。あさぼらけがいとをかしうございますなあ。
冬から春へこれから期待の明るさを思わせる季語です。
台所の窓から山を眺めていた
お月様が薄っすらと残っている
突然のケトルのけたたましい音が響く
一日の始まりだ。ゆっくりと流れる朝の時間。
春のみずみずしい気配の中にケトルの蒸気が溶け込んでいく
なんてね
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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