自句自解92 粉はかる・・
粉はかる針定まらず春の雷
(こなはかるはりさだまらずはるのらい)2018・2月
季語・春の雷(三春)
雷は夏の季語だが、立春過ぎに発生する雷を春の季語として春雷(しゅんらい)という
春の雷は春雷の傍題で他に虫出し・虫出しの雷とあるように、啓蟄の頃の雷。
「何か鳴ってまっせ。ちょっと見てきまひょか」と虫たちが相談するくらいの(ホンマかいな)春の雷
この句は男性陣から見事に総すかんを食らった。
標準語だと「殿方全員から賛意を得られずワタクシは孤立してしまった」
そりゃそうでしょ。
殿方ったてみんな爺さんだ。昭和の子だ。大正以前生まれの大人たちに「男子厨房に入らず」と育てられた輩。いえいえお方々。
わが家なんて「男子厨房にはいるべし」と大きくしたから
小学校5年生で「将来単身赴任が出来るね」と言われたくらいだ。
ま。それはそれとして、
パンもクッキーも焼いたことのない方には、まず「粉はかる」から「?マーク」だったようだ
そうですね。ごめんねごめんね。
ここはお台所で、パンやお菓子造りには正確な計量が大事なの!なんてわかんないですよね
グラム単位の勝負やねんで。
うちらそんなギリギリのところで生きてるんや!
なのに、いまだに針の震えるヤマトの秤使ってる、そうだあたしは古い女だよ。
文句があるならタニタのデジタルキッチンスケールをプレゼントして卓袱台
楽天市場で1000円くらいで売ってるから。
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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋
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