自句自解36 オカリナの・・
「オカリナの指ひらひら小六月」
(おかりなのおゆびひらひらころくがつ)2017・11月
季語・小六月(初冬)は小春のことである。
小春日・小春日和、本格的な冬に向かう前に春に似た穏やかな日和が続く
小さな春・・可愛い響きだ。
接頭語の「小」がつくとちょっとキュンとする。今の言葉では「萌える」?
「萌える」も古いといわれた。今は「エモる」
emotionalからきているらしい。萌えるにノスタルジーを加えるとエモるになるらしい。
ど~~でもいい
小学校の同じクラスに「小夜子」ちゃんがいて
素敵な名前だなあ。といつも思っていた。
・・・・
オカリナのコンサートに誘われた。小さな教会の聖堂。
自分の事を偏見に満ち満ちた人間だと自認しているので、奥様に何とののしられようとかまわないけれど
オカリナを吹く人ってなんかアヤシイ
怪しい人が指をひらひらさせながら「廃墟の鳩」なんかを吹く。
そういえばトッポ(廃墟の鳩を歌った人)も怪しかったよな。
偏見です。
で。聞いたんだけど、音が頭蓋骨に響いて音楽と一体化した心地になるんだって。
怪しい人が澄んだまなざしでのたまふ。
そっかあ・・。
指・ここでは「おゆび」と読みます。
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