自句自解38 白き玉出て・・
「小春日や白き玉出て六等賞」
(こはるびやしろきたまでてろくとうしょう)2014・11月
みなまで言うな!
と、よく言われます。
何もかも言ってしまわないのが俳句を作るうえでの常識です。
この句は、「抽選会のガラガラを回したら白い玉がでました。六等賞でした。暖かい小春日のことでした」
と言うております。
白い玉は六等賞。と言う答えを出してしまっています。
それでは、あきません。
見込みがおへん。おたまちゃん。
じゃあ。どうすればよかったのでしょう
私の気分は「な~んやポケットティッシュか・・」というガッカリ感。
それを詠めばいいのです。
・・・・
・・・・・・
詠めるかいっ!
それができれば苦労はしません。
季語・小春日(初秋)
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