自句自解20 橋の上に橋・・
№18がやっぱり恥ずかしいので
(じゃあ。他ははずかしくないんかいっ!という話だが)
作り直しました。
「橋の上に橋掛りたる秋夕焼」
(はしのえにはしかかりたるあきゆやけ)2022・10月
はい。どってことない句です(*ノωノ)
大阪は淀屋橋の北側に大江橋と言う橋があります。
大阪市役所は、この淀屋橋と大江橋に挟まれた中之島にありますねんよ。
で。
この大江橋を歩いているときにふと思ったんです。
一番上(空)に飛行機が飛んで
その下に阪神高速が通っている
今渡っている橋は御堂筋(道)であり
その下を川が流れている
昔は阪大の学生たちがレガッタの練習をしていたっけ、今も時々砂利船をみかける
そして川の下には地下鉄(大阪メトロ)
この地点、5種類の交通機関が交差してるのね・・・って
それがどうした?
いや。どうもしないけどね。
大阪には橋がいっぱいあるのだけれど、どの橋から見る夕陽もきれい。
その事に忙しく行きかう人たちは気が付いているのかしら。
丁度、西が河口(海側)になるのです。
季語 秋夕焼(三秋)文字数の都合で「ゆやけ」と読みます。
単なる「夕焼」なら夏の季語。
秋とつくだけで夕方のひんやり感。寂しさの味が増しますなあ。
イスタンブールの夕陽にモスク〈礼拝堂)のシルエットが浮かぶ。街中に祈りの鐘の音が響き渡りこんな人間でも厳かな気持ちになった。
メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど
| 固定リンク | 1
「俳句」カテゴリの記事
- 自句自解378 とおすみに小流れ・・(2024.09.15)
- 自句自解377 桔梗を揺らす・・(2024.09.14)
- 自句自解376 依代の幣・・(2024.09.13)
コメント