自句自解28 託老所に・・・
託老所に隣る託児所赤とんぼ
(たくろうしょにとなるたくじしょあかとんぼ)2013・10月
「託老所」と言う言葉はない。
正しくは「宅老所」
実は私の造語です。
あずける・たよる・たのむという意味の「託」ではなく
家・すまいを意味する「宅」を使うのにどうしても抵抗があったから。
私の屁理屈なんだけど
そうじゃないだろ!って。この偽善的な香りの違和感。そのときはそう思った。
あたし。こころが狭いからねえ。ごめんなさい。
宅老所は福岡市にある小さなお寺さんから始まる。1991年の事である
それが今では全国どんなに小さな町にでも、デイサービス・訪問サービス・宿泊サービスの介護施設があふれかえっている。
その名も「小規模多機能居宅介護」施設というらしい。
上の句は我が町にある施設。同じ経営母体。
中庭を挟んで可愛い子どもたちの嬌声がお年寄りたちの窓辺に届く。
今はコロナで両者の交流はほとんど無いようで残念です。
ちびっことお爺さんお婆さんの間を赤とんぼが行ったり来たり・・
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