自句自解6 ペンギンの・・・
さすがに九月だ。
朝夕の空気が違う。湿気を含んだ蒸すような風はいつの間にか爽やかな空気に入れ替わっている。
夏から秋に移るこのわずかな時間。何に秋の気を読みとれるのか・・
ひきしまっていこ~~
「ペンギンの嘴濡れてゐる秋気かな」
(ぺんぎんのはしぬれているしゅうきかな)2019/9月
住めば都と人間界では言うけれど「氷のお山ですまし顔」だったペンギンさんは、こんなところに連れて来られてどう思っているのだろ。
くちばしが本当に濡れてゐたかどうか覚えていないが、私の脳内では秋の爽やかな空気と澄み切った水が結びついたのだろう(と思ふ)
季語は秋気(三秋)で秋気澄む 秋の気 の傍題がある。
同時期に「アフリカ象牙に鼻乗せ秋暑し」があるので吟行で王子動物園に行ったときの句だろう。
(あとでちゃんと調べてみよう)
象の鼻。重そうやね。自分の体の一部を重く感じる。そら、暑苦しいわね。
それで思い出したけど、昔、テレビの「ぴったしカンカン」で女優のかたせ梨乃さんが司会の久米宏さんに訴えてはった。
「自分の乳房が重いのでテーブルの上に乗っけてるんです」と。
そうなんや~~。
それはわかるなあ。と自分。
決して見得を張っているわけではない。
あれは授乳期だった。「おっぱいが重い」と感じたのは・・。
また、要らん事書いてしもた。
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