自句自解2 山羊いつも・・
「山羊いつも促され行く草の花」
(やぎいつもうながされゆくくさのはな)2015・8月
生まれ変わるならば、山羊はいやだな
ただなんとなくだけど。
何処で見た景色だろう。今はない工場の敷地で飼われていた山羊だったろうか
小屋の傍に錆びの入ったドラム缶があった。
みえてくるのは夕方の景色。秋だったような・・
山羊ってどこか内気な雰囲気がある。
おとなしそう。実は獰猛だったりして(知らんけど)
「さんびきのやぎのがらがらどん」にしたって「七ひきの子山羊」にしたって。
職場に蒲(かば)という姓の方がおられて、取引先に八木さんがおられた。
「もしもし あ。ヤギさん? 僕、カバです」
なつかしいなあ。八木さんは痩せぎすの紳士だったっけ。
季語は草の花(三秋)
秋になると野山に咲く名も知らぬ花たち。
それらはなべて淡い色合いで、やさしくひそやかに咲く。
雑草と呼ばれる草にも小さく美しく花がつく。
草の花と秋草をきちんと使い分けましょうね。自分。
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