カルテット
映画「カルテット」人生のオペラハウス
(2012・イギリス)をみてきました。
ダスティ・ホフマンが徹子の部屋に出演されていたのを見て、機会があれば観ようと思っていました。彼の初メガホンです。
ストーリーは↓予告編をみていただくとして・・
この映画で最も、感動的だったのは
エンディングロール
映画の最後に流れる、監督・出演者・スタッフ・などが表示されるアレです。
イラチのお父さんや、お●っこ我慢してたお兄ちゃんや晩のおかず買うて帰らなあかん・・てなこと考えてるオバチャン達が余韻もヘッチャクレも無く立ち上がり、周りのヒンシュクを買う・・・・アレです。
・・・・・・・
出演者のポートレートと彼らが光り輝いていた若き日の写真が所属または何時の、どんな時かの説明を添えて、並列して表示されます。
1人1人の人生の越し方を観客に想起させる巧い手法です。
この映画に関してだけは、事前に出演者のプロフィールや撮影エピソード・裏ばなし等を知っているほうが面白さが倍になると思います。
実は、あたしが行ったシアターでも支配人が、その辺りをレクチャーしてくれる機会があったのですが、残念ながら都合がつかず、受けることができませんでした。
全篇に流れる音楽。洒脱な会話。室内の素敵な調度品・・・・
ハリウッドのドンパチ映画には付いていけない中高年のお父さんお母さんにはピッタリの映画です。
落ち着いて観る事ができました。
映画の中で、オペラは今ではお金持ちや一部の人達のものになってしまったけど、実は路上で楽しむ若者のヒップホップと何の違いも無いんだよ
みたいな会話が出てきます。
そうや、そうや、歌舞伎かて、河原でやってたんやもんな・・
明日はその、歌舞伎のハナシをば・・・
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コメント
なんだかオサレな映画ですね。
おたまさんにピッタシな。
そろそろ私も老人ホームの検討を始めないとね。
私じゃなくて母のですよん( ´艸`)プププ
明日歌舞伎に行きます。
先におたまさんの批評見たかったなぁ。残念
投稿: kimi | 2013年7月19日 (金) 14時54分
kimmiさん
ああ、良かった。
おたまの歌舞伎ぶーたれ記事を読んだあとでは楽しさ半減です
はい。ぶーたれたくなる中身でした
映画ですが、イギリスの美しい田園風景をバックに音楽家だけが暮らす老人ホームのお話です。
おたまも、こんなところに入りたいわ。
三味線じゃあダメかなあ・・
投稿: おたま | 2013年7月20日 (土) 09時27分