友情
道路を挟んだ隣の男の子がお線香をあげにきてくれました。
この春、大学に入学して、夏休みの帰省中だそうです。
小学生だった彼とひっちゃん(オット)は仲良しでした。
時々、キャッチボールなんかしていました。
我が家の息子がキャッチボールをして欲しい時期は、休日も無い位に働いていた頃なので、おそらく父親と遊んだ記憶は少ないのではないかと思います。
ひっちゃんは、「世界で一番おたまちゃんが好きだ」と言っていました。
「親や子どもは自分が選んだわけじゃないけど、おたまちゃんは自分が選んだ」というのが、その理由です。
平凡氏が
「おたまちゃんは、おとうさんに、いつもいつも、好きや。好きや。って言ってもらって幸せやったな」といいます。
「いつもいつも、綺麗や。きれいや。と言ってもらって幸せやったな」といいます。
「おかげで、なーんか勘違いしてるけどなっ!」
(それは、言わなくてもよろしいです)
「綺麗って、そんなモンじゃないとおもうけどなっ!」
(だから・・もう。よろしいってば)
父親としてのなんというか、自覚は薄かったけど。
子どもってそのうち、「親」を「人」としてみるようになるものです。
お父さんの方が母親(私)より「正しい」「立派や」「いい人や」と気がついていったようです。
大人になった息子達は今、父親と話がしたい。意見を聞いてみたい。と思う場面が良くあるそうです。
お隣の男の子19歳になりました。
毎日が楽しくて仕方ない、最近、色々な経験を通して、少しずつ自信がついていってる気がする、家を離れて親のありがたさが分かった。
4年間。しっかり勉強をする。と言っていました。
たのもしいです。
地震が起きたら一番に助け出してくれると言っていたのに、遠方の大学にいっちゃたのね。と言ったら。
すみません。でも、また帰ってきますから・・。
と言ってくれました。
ひっちゃん。いい友達がいたのね。
「遥かなるものみな青し夏の雲」 おたま
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コメント
素敵です。
いいね!
です。
投稿: mito | 2012年8月29日 (水) 17時42分
お盆や双子の孫の世話で猛暑の中忙しい思いをしておりました。
おたまさんは本当にひっちゃんに愛されていたんですね。幸せです!
綺麗というのは個人の好みの尺度ですが、おたまさんは十分美しいです。
美味しい物を食べたり買い物に出かけると母好みの物を選んでいる自分がいて亡き母を思い出したお盆でした。
投稿: スマイル | 2012年8月29日 (水) 21時09分
冒頭はさすがにどう突っ込んでいいのか困りました・・・・
後半はええ話やなぁ~~涙 涙 涙~
投稿: | 2012年8月29日 (水) 22時03分
いいお友達がいてよかったですね。また、話がしてみたかったと思われる「ひっちゃん」良い方だったんでしょう。思い出話のできる人がたくさんいるっていいと思います。
私自身も私より若いお友達とせっせとランチをしております。女一人の時間がきっと多いでしょうから。
投稿: campus cat 55 | 2012年8月29日 (水) 23時02分
ケセラセラもダーリンに
「世界で一番好き、大、大、大好き!大事!」って言われてます。
でも、
「世界で一番好きで大事なんやったら、ほんまに大事にせ〜よ!」
ってハリセンでどつきたくなときもありました。。。
おたま叔母ちゃんも私も女としてはお互いそう言ってくれる男性と結婚できて幸せやと思います。
男の子って好きな女性ができると母親を裏切るんですね、あっさりと。。。おたま叔母ちゃんの世界一好きな明星氏は結婚させない方がええかも?(笑)
投稿: ケセラセラ | 2012年8月30日 (木) 17時35分
ありがとう
素直にありがとう
ワタシも、買い物をしてるときなど母の好物を手にしていることがあります。
いっしょですね。
残暑、ご自愛くださいね。
名前はないけど、きっと・・
ぱ~~ぴぷぺぽ氏
無理して突っ込みを入れなくていいのよ。
素直に「キレイ」とお言い!
偲んでくれる人がたくさん居るのはありがたいことです。
さらに「いい人だった」と言ってもらえるのは嬉しいことです。
たぶん、ケセラちゃんのダーリーンは心底そう思われているのでしょうが、
うちの場合は「好きや好きや」と言い続けることで、自分自身に言い聞かせるというか、自己責任(自分が選んだ)を果たすというかそんな感じでした。
だって、心がこもってなかったもん
投稿: おたま | 2012年8月30日 (木) 18時32分