神降ろし
何ゆえ、近鉄奈良線に乗っていたかといいますと
(あっ。前記事のつづきやねんけどね)
生駒の、宝山寺へ行ってきましてん。
ここは、聖天(歓喜天)信仰で有名ですが、ご本尊は不動明王です。
最大の目的は、お不動さんのお参りなのですが、8日はご縁日のために本堂を開けておられ、素晴らしい仏像を拝観できるのです。
宝山寺は、商売人であった、おじいさん(母の父)が信仰していたこともあり、何度も行っていますが、本堂へ上げてもらうのはこれで、三回目でした。
中でもお気に入りは「東山天皇御持佛・聖観音菩薩立像」というそれはそれは美しい仏像です。自分で持ちたいのは「厨子入り不動明王&八童子」やね。
まあ、その話はおいておきまして、
なんだか、不思議なもの(こと)に出会いましてん。
神様とか仏様がいてはるかどうか、降りてきはるかどうか、実感も経験もないのですが、自分が知らないからと言って否定してはいけないと思うので、決して「チャカして」いるわけではありません。
本殿の背後に拝殿があり、そこに「ナニが」おはしますのか存知あげないのですが、祈祷師さんが
神様を降ろしてはりましてん。
で、あんた(おたま)どこででも(電車の中でも、神さんの前でも)聞き耳立ててるんやなっ!っておっしゃるかも知れませんが、
聞いてしまいましてん。
内容については、・・・・控えておきましょう。
じつは、昭和初期に丹毒で死に掛けたおばあちゃん(母の母)が夢の中で助けてもらったのが、ここの神さんやということです。我が家の宝山寺伝説になってるくらいです。
白い装束の神官のような人が熱でうなされていたおばあちゃんの襟首をつかみ、チョンと下ろされたところが宝山寺の石段の下だった。
らしいです。
宝山寺さんは、よくいうことを聞いてくれはる・・・というのがおばあちゃんの口癖でした。
ほんまかいな。そうかいな。
と、思いながらも、おたま自身、何ゆえ不動めぐりをしているかと言えば「不思議な夢」のせい、やねんけどね。
この日は珍しく、電車・ケーブルでやってきましたので、関西屈指のディープゾーン(最後の遊郭は飛田だけやおませんで)を、ぷらり、ぷらりと登ってやってきました。
深窓のマダム、おたまがなぜこんなことを知っているかといえば、ずっと前にブログにも書いたけど、けったいなWさんに散々「生駒の女(ひと)」について聞かされたからです。
Wさん、何回か登場してるけど、覚えてくれてはるかなあ・・
小指が欠損してるWさん。
Wさんは、まだ嫁入り前だった、おたまに「世間」ちゅうもんを教えてくれました。
「おたまちゃん。女に金使うのはアホやで。女に金使うても何も返ってこん。その点、馬はええぞ。馬は恩返ししよる・・」
と言っていた翌年、「はまった」のが「生駒の女(ひと)」でした。
余分だけど、その翌年にはまったのが「札」で、そのせいで身を隠してしまったのですけど・・。
「娼館へ折れる坂道青葉冷」 おたま
ここのあたり、面白い話がいっぱいなんだけど・・
ああ、なんだか書けない話ばっかりね。
| 固定リンク | 0
コメント
書いてほしいですけどね^m^
うちのダンナもお馬さん好きなんです。
毎週競馬場に歩いて行ける!
って ココに住み始めたんです( ´艸`)プププ
飛田 なんて言葉を聞いたのもダンナからです・・・
ダンナは、siより10歳上なんでね
なんでも知ってるみたい。
おたまさんと 同年代なんかも・・・アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
投稿: si. | 2012年7月12日 (木) 22時07分
世慣れたご主人様は馬に恩返ししてもらってるのでしょうか。
どうか、義理堅い馬に出会われますことをお祈りしています。
飛田はいけません。コンパニオンさんは不義理上等なので、そこのところ、よく言い聞かせてあげてくださいませ。
投稿: おたま | 2012年7月13日 (金) 00時41分