南イタリアの旅⑱爪先からかかとへ
え~っと。どないでしたっけ?
四国になぞらえたシチリア島を反時計周りに旅をし、最後の徳島(メッシーナ)
から、フェリーでイタリア本土に渡ります。って辺りまで書いていましたっけね。
この町でメンバーの一人はある「絵画」を見るために居残りました。
帰国後、ハナシを聞いたらお目当ては修復中で、見るには見たけどピンがいっぱい挿してあったと怒っていました。
そして、我々はヴィッラ・サン・ジョヴァンニに到着です。
ここから、次の目的地アルベーロベッロまで昼食をはさんで、5・6時間(もっとだったかな)バスに乗らなければなりません。
なにしろ、イタリア半島の長靴の爪先からかかとまで移動するのですから。
我々のバスです。
比較物がないのでわかりにくいけど、8人所帯には十分。長距離なのでドライバーは二人、エンソとチェビーニ。とても感じのいい人たちでした。
行程上、昼食は高速道路のサービスエリアになっちゃうから、あまり期待できないといわれ・・
F1好きの方にはおなじみ、フェラーリの大口スポンサーAgip(アジップ)の看板です。
火を吹く6本足の狼を画いたのは小さな男の子だそうです。「4ほんより、6本のほうが速く走る」という説得力あるデザイン。
なんでも、ロゴが親会社の「eni」に変わる(変わった?)らしいので。コレが、最後に見るAgipの看板です。
このSAのレストランで思いもかけないご一行とであいます。
サッカーが全くわからない、私には何の値打ちもないのですが、
セリエAに所属するカルチョ・カターニアというチームの
てんこ盛りのイケメン。イケメンの塊り、団体と遭遇しました。
日本人では「森本」という選手が所属していたらしく、うちのメンバーでもサッカー大好きのその名も「もりもっちゃん」は大興奮。
何気にピントを遠くにあわせて、パシャ
今、食事をしているのはジュニアの選手らしくて、この少し前にお兄さん選手達が先に出発しました。
コーチだか、指導者みたいな数人が、テーブルの間を後ろ手でゆっくり回るのですよ。食事マナーでもチェックしてるのかな、なかなか規律がきびしそうでした。
食後、ロビーでくつろいでいた彼らに話しかけたわよ。
たどたどしくね。「フットボールチーム?」ってね
知ってったけどね。他に聞くこともないじゃない?
無茶苦茶可愛いのです。み~~んな!
期待できないといっていたレストランですが
なんのなんの。
確かにこじゃれてはいないけど、すごくいい、お味でした。
田舎風の素朴な
ラザーニアと白ワイン風味のスカロッピーナ
そして、ワインがこれまた美味しいのです。
特別な銘柄でもなんでもない、この土地のものなのでしょうが、あたくし好み。
ボディが強いっていうんですか?
重量感があって、香も酸味もバランスがとれていて、風味はややインパクトがあるのです。
気取ったお店で上品・エレガントなワインもいいけど、この旅行中一番美味しかったと思います。
しかも タダ
お食事についてたみたいね。
そして、アルベルベッロには夕方到着しました。
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コメント
まとめて一冊の本にしてくれたら買います!
イタリアイケメン男子満載でお願いします
投稿: ばんびーな | 2012年5月30日 (水) 07時26分
可愛い、お子のことを「ばんびーな」といいます。
イケメンイケメンって、言うたらあきません。バンビはん!
投稿: おたま | 2012年5月30日 (水) 22時22分